昨日のＮＨＫのニュース放送で国土交通省が道路特定財源で何百億もの金を使って作られた過積載を取り締まるオービスがまったく作動していない上、維持費とかで一機あたり年間何百万も使われている

Question

そのような報道がされていて、先日の東名高速のトラックの脱輪による死亡事故の原因がボルトの折れとパンク、そして過積載とのことですが、確かに整備不良等の責任は運送会社や運転手にあると思いますが、もし常日頃この装置が作動して取締りを受けていたならば起きなくてもよい事故も何件かあると思うのですが？国土交通省は無駄に金を使う以外に真面目に仕事をする気はあるのでしょうか？

補足http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080414-00000054-yom-soci

Answer 1

国土交通省だけでなく、他のお役所もそうですが、
予算を使い切らないと、次の予算を貰えませんから、無駄なものでも何でもいいから予算を使い切ってしまいます。

例えば、今年の予算が10兆円で、9兆円しか使わなければ、翌年は「9兆円でいいだろ？」ということになって予算を減らされます。
特に、国土交通省の場合は、予算を使い切らないと、「道路特定財源の一部を一般財源にしてもいいじゃないか」
という議論も出ますので、予算使い切りに対して真剣です。
したがって、決算の前の時期になると、無駄な設備を設置したり、
補修の必要のない道路を掘り返したりして、予算を使い切ります。
彼らは、いかに予算を使い切るかに関しては、非常に真面目に仕事をしています。