トラクションコントロールオフは新雪がある駐車スペースにバックで停める際のタイヤ空転対策に効果ありますか？FFの36アルト5MTです。

Question

今朝職場の駐車場に停める際に後ろに進まなくなったので切ってみたら進みました。関係あるのか、単にタイミング的に抜け出せたのか…

Answer 1

トラクションコントロールは
駆動輪の空転を感知し状況にあわせた適切なトルク配分をする機構になります。
今回の場合だとFF車と言うことで制御されるのは左右の前輪になります。
FF車の場合、トラクションコントロールが作動すると前輪の片方だけにトルクが掛かるような状態になります。
例えば右タイヤに空転が感知されると右タイヤを回す力を弱め左タイヤを回す力を強めます。
実際には右タイヤはほとんど回らないため左タイヤのみで車を動かすことになります。
軽自動車でもそれなりに重量はあるので滑る路面で他の3輪が動かない状態ではなかなか脱出や発進が難しくなります。
トラクションコントロールをオフにすることにより左右前輪に均等なトルクがかかり、どちらかが少しずつ路面を捉え脱出出来たのかと思います。
トラクションコントロールは安全装備ではあるものの場合によってはあなたと同じ様な状態に陥ることも多く、オフのまま冬を越す方もいます。

Answer 2

トラクションコントロールはタイヤの空転を防ぐシステムですが、雪道や泥濘などでスタックした場合に、そこから脱出しようという状況ではタイヤの空転を防ぐためにエンジン出力を絞りすぎてしまうことがあります。
それだとまったく勢いがつかずにスタックから脱出することができないので、トラクションコントロールをOFFにして、タイヤをしっかり回転させてスタックから脱出するという方法は有名です。

今回の場合も似たようなケースだと思われます。