スバルXVのホイール互換について教えてください。 俗にいうGP系のホイールをGT系に使えるか否か。 比較して違うところは、インセットで、GPが48、GTが55というところです。

Question

車買い替えで、ホイール互換OKなら、スタッドレスのタイヤだけ買おうかなと。

Answer 1

GT系にGP系のホイールは装着は問題なく装着可能です。

■ ハブ周り

ホルトパターンも共通の「PCD100×5H」で、センターボア（ハブ穴内径）も「56.1mm」で共通、ナットも「M12×P1.25 60度テーパー」で共通ですので、そのままポン付けできます。

■ 保安基準や干渉

保安基準（車検）やディーラー整備も問題なく、キャリパー干渉もありませんのでご安心ください。

GT系：7.0+55
GP系：7.0+48

GP系の純正ホイールは、GP系とリム幅は同じ7インチで、インセットが7mm少ないです。つまりホイール全体が7mm外側にツラ出しされた状態となり、見栄えもよくなります。むしろ、GT系のノーマルホイールに戻した時に、物足りなさを感じるかもしれません。

■ ご参考：キングピン軸

少し、踏み込んだお話しをしますが、難しいお話ではないので、お読みいただけましたら幸いです。

スバルの場合は、インセットを大きくすることで「ネガティブスクラブ」にしています。GT系のインセット55mmというのは大きな値なのです。

「ネガティブスクラブ」とは、前輪の接地面のステアリング回転軸（キングピン軸）が、タイヤ幅の中心よりも外側にある状態です。貼付図をご覧いただくとわかるのですが、インセットを大幅に小さくするとポジティブスクラブになってしまいます。

最近のクルマの設計はインセットを大きくとることで、ネガティブスクラブにしてサスペンション剛性を高めています。また、このネガティブスクラブを前提としてジオメトリで加減速時の姿勢制御等もしています。スバルの絶品のハンドリングは、この大きなインセットがその一役を担っているのですね。なのであまり大幅にインセットを小さくするとこのバランスが崩れます。

今回は7mmの縮小程度ですので、さほど影響ありませんが。「7.0+48」を履くと「7.0+55」よりも、例えば、片輪から段差に乗りあげた時など、ステアリングのキックバックが強くなったり、ワダチにハンドルが取られやすくなるかもしれません。これは車種によるので一概にいえないのですが、特に前輪のインセットの縮小には注意が必要ということですね。

長くなり失礼いたしました。ご不明な点等ございましたら追加でご質問いただけましたら幸いです。

質問者からのお礼コメント

みなさまありがとうございます。詳しかったのでベストアンサーにさせていただきます。

Answer 2

いわゆるツライチになりますが、使えます。

Answer 3

互換OKです。

+55→+48はOK
逆はキャリパー干渉でNG