スバル トラヴィック 「【総評】 このクラスのミニバンはイザと...」のユーザーレビュー

【総評】 このクラスのミニバンはイザと...

2009.1.5

総評

【総評】
このクラスのミニバンはイザという時にあと２人乗れる７人乗りです。普段は３列目を格納して背の高い５人乗りワゴンとして使用している方も多いと思います。（私もそうです）使用目的がはっきりした方ならば、使い勝手のよい実用車であることは間違いありません。
中古車の絶対数が少ないことや、メンテの問題があるため今からあえてこの車を選ぶメリットはあまりないかもしれません。しかし、車好き運転好きな方ならば是非乗ってみて下さい。次の車選びのハードルが高くなるのは間違いナシです。（これ本当）探すとないですよこういう車。

満足している点

購入後５年を経て２回目のレポートになります。大きなトラブルも無く快調です。後続車であるエクシーガと比較しても、同じヒンジドアタイプのミニバンとして大きく劣るとは感じません。改めてこの車の基本設計の確かさを再認識することになりました。
【長所】
・日本車とは異なる高い車体剛性（分厚いドアは頼もしい限り）と、優れた高速安定性
・優れたシート（ＯＰのスポーツシートです）長距離を走っても疲れ知らずです。
・チルトステアリング・テレスコピック・シートリフター・微調整できるヘッドレスト。そして約１０年前の設計でありながら全席３点式シートベルトを装備していること。等々正しく安全に運転する為のアシスト装置が標準であること。（安全に手抜きなし）
・カタログ値からは想像できないトルクフルで扱い易いＺ２２エンジン（現行アルファ１５９のベースになった名機です）市街地から高速道路までストレスなく回り運転が楽しいエンジンです。
・輸入車にしては珍しい２．２Ｌの排気量でレギュラーガス仕様です。
・国産車と変わらない維持費。思ったよりお金はかかりません。（大きなトラブルさえなければ・・）法定点検等、ヤ○セで整備するより安上がりです。
コンパクトな車体ですが、３列目まで実用的に使える優れたパッケージング。３列目を格納すれば下手なワゴンを凌ぐカーゴスペースが出現。車本来の目的である「人を安全に目的地まで運ぶ」これらが両立できる数少ない車です。スライドドアではありませんが日本の道路には‘ちょうどいい’サイズだと思います。

不満な点

【短所】
・車格の割りには小回りは効きません（特に１６インチ車）
・視界の妨げとなる運転席側Ａピラー（剛性と引き換えに死角が大きく右折時は気をつかいます）
・内装の質感は昨今の軽自動車にも劣ります。そして傷がつき易い材質
・１ＤＩＮしかないオーディオ（ナビの設置場所には悩みます）
・全席しっかりとした作りのシートですが、２列目シートの座面は気持　ち短めかも（試乗の機会があれば要確認事項です。家族が苦にならないならば問題なし）
・スバルでもオペルでもない扱いを受ける。（ディーラーよって対応に格差あり）
・脆弱なメンテナンス体制・・・ＯＰＥＬ日本撤退、ＧＭの凋落の影響でしょうか、初期型（Ｈ１３年）で８年落ちですが、部品供給の打ち切りの話もちらほらでているとのこと（ディーラー談）中古車を購入される際、スバルの保障延長の加入は必須です。
良くも悪くも一世代前のドイツ車です。プラ部品やゴム類の劣化は早いと感じます。国産車感覚で乗りっぱなしにする方には向きません。ウィンドウ落ち、オルタネーター突然死・冷却水漏れオイル漏れ等お約束の持病があります。オイルの管理・バッテリー等日常点検の範囲で十分ですので常に状態を把握し、消耗品を早め早めに交換することが調子を維持するコツです。

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験