軽自動車のスバル３６０販売の前に1500CCの発売予定の乗用車があったそうですが、何故発売を断念したのでしょうか？

Answer 1

1500ccクラスだと先行する販売網の充実したトヨタ、日産の
車種と競合するのと、搭載エンジンを製造してもらう
予定だった富士精密（旧中島飛行機のエンジン部門）が
立川飛行機と組んでプリンス自動車を立ち上げる事になって
エンジン供給が出来なくなったので試作車のみで中止しています。

Answer 2

大量生産の為の生産設備と、それらの販売網整備に要する莫大な資金調達の目処が立たなかった為だそうですよ。

Answer 3

当時、似たようなクラスの乗用車開発では既にトヨペットやプリンスなどが先行していて、よそに比べると販売体制の整備が不十分だった富士重工には勝ち目がありませんでした。

このため、富士重工のメインバンクの興銀や、その興銀を通じてプリンスを手中に収めていたブリジストンのトップ石橋正二郎の意向も働いて、富士重工は1500cc級の開発をストップし、他社がまだ本格的に手を出していない軽自動車の開発を本格化させることになりました。