軽自動車はただ排気量が少なく税金がやすいだけでなく，車庫証明や税金の管轄（県／市町村）など，全く別物のシステムで運用されていますが，どうした同じ車なのに別物扱いなのでしょうか。

Question

１０００ｃｃ。1500cc，２０００ｃ
の車があるように６６０ccの車があるというだけの排気量の違いがけでいいのに，それを超えた法律上の違いが
なぜあるのでしょうか。
軽自動車業界の利権・圧力がらみでしょうか。

補足

３６０CCの時代はバイク扱いでも，その後は排気量増加してからバイク扱いにするのでなく， 別物として普通車に組み入れて分類すべきだったという感じですね。

Answer 1

大昔の名残です。
わざわざ「軽自動車」と区別されているのは
「車」として認められていなかったからです。


今の軽自動車は普通車とほとんど変わらない出来ですので
ピンと来ないかも知れませんが、
終戦後すぐの頃(もちろん法律上の"軽自動車"の規格なんてない頃です)の軽自動車は、
町工場が作る、遊園地の乗り物に毛が生えた程度のものでした。
中には斬新な車もありましたが、世間からはまともな自動車とは見られませんでしたし、
そのほとんどは実際にその程度の出来でしかありませんでした。


そんな流れで軽自動車の枠が法律で定められてからも
自動車との完成度の差が歴然とした時代がしばらく続きました。
その後、スバル360が当時の水準を超える走行性能を実現し
戦後すぐの軽自動車のイメージは一掃されはしますが
それでも軽自動車が普通車に近い完成度を持ち、
「まともな自動車」として認識され始めたのは
ここ5〜10年ぐらいのことだと思います。


そのような長い軽自動車の歴史がありますので
車の出来不出来は関係なく、未だに軽自動車は
法律上自動車とは明確に区別されていますし
また軽自動車に乗る人バカにする人もたくさんいるのです。

Answer 2

それを言うなら単車だって同様でしょ。
単車も250以下は登録も市役所だし車検もない。
同じですよ。
昔は軽四は免許も簡易なヤツで車検も不要だったんですよ。
言われるように軽四も乗用車と同じにするならカブも車検義務付けしないといけませんね。
同じ道路を走るんだしぶつければ人が死ぬことだってあります。
カブに車検義務。
できますか。
あなたにはできても「震災援助のために議員報酬削減」とぶちあげて結局タダの一円だって削減しなかった連中にできるはずがない。

Answer 3

＞どうした同じ車なのに別物扱いなのでしょうか。
｢同じ｣ではありません
↓の方も書いてますが、普通車は税務上｢資産｣と見なされますが軽は違います
だから普通車の登録は土地の登記なんかと一緒で実印･印鑑証明が必要で改変できないようにナンバーは封印をしますが、軽は三文判と住民票で登録できます
もちろんそこには国政としての優遇措置があったわけですが、そんなモンは昭和の遺物であり、とうにその目的は達成されています.....が、既得権を主張し税制優遇措置にブラ下がる人間が多すぎて｢軽自動車枠廃止｣を言い出そうモンなら政権がひっくり返りかねないのが現実 そしてそれを今日まで引きずってきた｢負の遺産｣なのです
もし軽にも普通車並みの取り扱いを認めて税的な優遇も廃止するならば、震災復興のドサクサにまぎれて｢今｣しかないと思いますがね

Answer 4

軽自動車はバイクの延長にあるので、タイヤは4個付いていますが、くくりとしてはバイクの扱いなんです。

軽自動車と軽四輪といい中型バイクを軽二輪と言うようにバイク分類である事が分かると思います

今でこそ三輪自動車をみなくなりましたが、軽三輪も存在します

Answer 5

昔、軽自動と普通車は、庶民の車とお金持ちの車みたいな考え方があり、今もそれを引きずっています。

免許も１６歳から取れる軽免許というものがありました。

ご存じだと思いますが、軽も当初は360ｃｃから始まり自動車の高速化や安全性から、排気量・サイズとだんだん大きくなってきてしまいました。