スバル360開発物語の28ページに

Question

「当時はコンピューターはおろか手持ちの電気計算機(電子計算機ではなく電気計算機)もない。」
とありますが、電気計算機イコール電子計算機とすると、電子計算機の英語がコンピューターなので同じことを二回言っているように見えますが、これはどういうことでしょうか？
コンピューターはWindowsやMac、スパコンみたいな複雑な機能が付いているもの、手持ちの電気計算機は電卓ないし手持ちなので携帯電話かスマートフォン、ということでしょうか？

Answer 1

機械式計算機。
カチカチと数字を設定し、ハンドルを手でグリグリグリグリ(回す回数が重要なので、カウントしつつ回す)…………歯車ガチャガチャガチャ………が、そこそこの会社の経理に数台。
そんな時代。
これを、手動ではなくモーター駆動させるってのも有ったはず。
個人レベルはソロバンか計算尺。

筆者は、トランジスタとか真空管等の半導体を使った計算機を「電子式」、機械式のモーター駆動、またはリレーのスイッチング式を「電気式」って使い分けている気がする。

Answer 2

機械式計算機でクランクを手で回す操作をモーター駆動にした電動タイガー計算機のことです。■

Answer 3

電気計算機と言うのはアナログコンピュータのことです。歯車を使って計算をし、その操作には人間の手作業がものすごい割合で必要な機械があったのです。だから電卓のような電子計算機とは全くの別物です。
規模の順で言うなら、
コンピュタ＞電子計算機＞電気計算機＞そろばん
になります。だから「電気計算機すらないそろばんの時代にスバルを開発した」と言っているのです。
スマートフォンはこの3つに当てはめるなら本当に最先端で性能のよいコンピュータです。

Answer 4

ここで言うコンピューターとは手持ちの物ではなく部屋ぐらいあるものの事を指してるのだと思います。
したがって電気計算機イコール電子計算機ではないから その三種類を言ってるのでは？

Answer 5

電気計算機は、電子計算機とは全く違うものです。
電気計算機以前に、手回し計算機というものがありました。
https://www.tiger-inc.co.jp/temawashi/temawashi.html
この手回し計算機を電動化したものが電気計算機で、
電子素子による論理回路は組み込まれていません。

Answer 6

電機計算機は今で言う「電卓」のことです。
当時は「計算尺」でした。

Answer 7

電気計算機と電子計算機は造りに違いがありますので別物です。
話題を（文字数を）増やすため、あえてそこを強調して書いたのでしょう。

ちなみに携帯電話、スマホは電子機器ですよ。