スバルはなぜハイブリッドをなかなか出さないのですか？トヨタや他がこぞって出す中、ＸＶしかありません。 出せるなら、フォレスターやレヴォーグ、アウトバックでも大丈夫だと思うのですが。

Question

マツダのようにディーゼルに走る訳でもなく。
誰か詳しい方いれば、新しい発売情報含めてよろしくお願いいたします

Answer 1

既にトヨタの傘下ですから、カニバリゼーションとなる車種は整理されます。
トヨタのハイブリッドシステムを採用せず、XVハイブリッドを出したのが精一杯だったのでしょう。
仮に次にハイブリッド車を出すとしたら、トヨタのハイブリッドシステムがそのまま採用されるでしょう。
そうなったら、スバルの車への拘りは無くなってしまうでしょう。
スバルの海外での事業はトヨタ以上に貢献しています。
今は大目に見てもらえていますが、事業が低迷するようであれば、一気に淘汰が進むものと思います。

トヨタのハイブリッドシステムを駄目出しして、独自のハイブリッドを世に出したのは、立派だと思います。

(hanshintgs0317さんへ)

Answer 2

スバルのハイブリッド方式は大きな燃費向上や出力向上を図れるのではなく、あくまで＋αの存在であり、メインはエンジンです。またそもそもとして実験的な側面もあります。
もちろんこれから詰めていけば改善できるでしょうが、かなりの開発コストがかかる上に、ハイブリッドとしての性能向上を目指せば車体コストも上がりますし、＋αの存在としてはモーターやバッテリーを重視するとおかしなことになってしまいます。転用するだけならフォレスターやレヴォーグ、アウトバックでも可能でしょう。しかし現状のまま、もしくは若干改善した程度ではコストと車体に見合った性能が発揮できるとも思えませんし、ユーザーも納得できないでしょう。

上記のようにスバルのハイブリッドはあくまでエンジンがメインですので、ハイブリッドに開発や製造のリソース・コストを割くのであればまずはエンジンと駆動系に割り振ったほうが効率的で、スバルとしては直噴過給エンジン(DIT)とチェーン式CVT（リニアトロニック）を優先していく感じでしょう。

例えば燃費面で言えば直噴過給でダウンサイジング化と高効率なCVTで対応する感じでレヴォーグの1.6モデルは典型的です。
出力面でも直噴過給により低回転から大トルクの高出力エンジンとできますし、高トルク対応のCVTで行く感じでしょう。

直噴もさることながらスバルはリニアトロニックに入れ込んでいます。ベルト式ではなくチェーン式で高効率で高トルクに対応しやすいという点が大きく、高トルクの直噴過給エンジンと組み合わせやすくなっています。

高トルク対応という点ではFA20（DIT）の400N·mという対応しているほどで、スバルのMT(STI除く)より許容トルクは高いくらいです(このため国内のFA20DITモデルにはMTがないそうで)。効率も一般的なベルト式より高いとされXVハイブリッドもリニアトロニックにモーターを組み込んだ仕様です。

チェーン式CVTは世界的に見ても現在採用しているメーカーは少なく、現在はアウディのFFモデルで使われていますが、大々的に採用しているのはスバルくらいでしょう。この様にスバルの独自性を訴求しやすい機構でもありますので問題が出ない限りリニアトロニック推しで行く感じではないでしょうか。

ダウンサイジング&CVT、さらには水平対向&AWDというのは世界的にみても独自性、プレミア性があるといえ、ハイブリッドよりも注力していくのは当然でしょう。

では現行のハイブリッドは無駄になるかといえば、スバルのハイブリッドはリニアトロニックの派生モデルと言えるわけで、リニアトロニック採用車であればハイブリッドを付加するのは然程難しくなく、状況によってはXVでの経験に基づいて改良されたハイブリッド機構を付加する事も可能でしょう。要は優先順位の問題といえます。

Answer 3

ハイブリッドは特許のカタマリなんです。
その特許の網をかいくぐっての開発はトヨタ・ホンダ以外は
無理だろうと言われています。

だから出したくても出せないのが現状ですね。
開発費がバカになりません。