センターコンソールの付いた国産の旧車を 教えてください。 飛行機のエンジンが積まれていたと聞いています。

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ん～、それは自分が思うに、飛行機のエンジンでは無くて、エンジン技術を登用した、旧プリンス自動車や三菱車、スバル車等を指しているのではないかと思います。
旧プリンス自動車とスバルは、元を辿れば、「中島飛行機」に行き着きます。中島飛行機から分裂した「富士精密工業」が、後の「プリンス自動車」になります。そしてその後に、「日産自動車」との合併が政府主導で、行われました。当時のプリンス自動車の大株主は、「ブリヂストンタイヤ」の創業者の石橋正二郎氏が居り、かなりの「大合併」だったと言えます。
三菱は、元は「三菱重工」の一部門で、三菱重工は、「零戦」の生産をしていました。
その辺から、三菱は、二輪スクーターの「シルバーピジョン」を、スバルは、「ラビット」を戦闘機の足元の前輪を使用して生産を開始しました。そこから三菱は国策の「自動車普及策」として「三菱500」を設計、販売をして、スバルは、「360」（通称 てんとう虫）を販売しました。
飛行機の技術の応用が今も見て取れるのは、水平対向エンジンを採用する「スバル」だと思いますね。
旧車なら、「スバル1000」やその後の「スバルff－1」や、「初代レオーネ」等に繋がっていると言えますね。
それが、今の「レガシィ」や「インプレッサ」に受け継がれています。
維持のし易さからの旧車を選ぶとしたら、「初代レガシィ」（すみません、型式までは覚えていません。）が、EJ20を搭載したモデルとしては扱い易く、維持もし易いと思いますね。永らくラリーモデルとして、プロからアマチュアまで、支持されたモデルですからね。
三菱も、ランサー（A73やA175等）やギャランVR－4等も、良いモデルだと思いますが、部品の供給率の悪さが目に付き纏います。三菱にはその辺の不安からお勧めはしません。それでも、と言われるのなら、お止めはしませんが…。
日産自動車も、旧プリンス自動車の技術を引き継ぎ、不朽の名作「S20エンジン」を搭載したモデル「スカイライン2000GT－R（通称 ハコスカR）」やフェアレディZ432R等がありますが、購入するには「夢物語」的な価格になっています。「ハコスカR」の２ドアH.Tなら、2000万円は、軽く超えてしまいます。
Z432Rにしても、軽く1000万円超えですね。
「ハコスカR」以前の旧プリンス製のスカイラインS54Bやその前のグロリア（通称 フラットデッキ）は、軽く50年以上も前のモデルだという事で、部品の供給に不安がありますね。
S54Bは、その当時の「日本グランプリ」で、ポルシェ904と「デッドヒート」を演じたモデルとして持て囃されました。（当時のポルシェ904は、今どきで言うフォーミュラカーみたいな見た目で、ダウンフォースには優れていました。対するS54Bは、量産型のハコ車です。）その辺からの系統を探ってモデルを選ぶのも、楽しいのではないかと思いますね。
あとは自分自身の「拘り」だと思いますよ。
クルマの趣味なんて「自己満足」と「自己主張」でしか無いと思いますけどね。
かと言う自分的にも、乗ってるモデルに「拘り」を持って、維持していますけどね。