スバルの歴史を教えてください

Question

4wdや水平対向エンジンなどをわかりやすく教えてください。

Answer 1

中島飛行機という、元海軍将校中島知久平の起こした航空機メーカーで、有名なところでは『一式戦闘機 隼』があります。
戦後富士重工という自動車メーカーに転身したものです。
航空機エンジンとしては、星形と呼ばれる360°ピストンを配置されたもので、中島飛行機では零式艦上戦闘機、通称『ゼロ戦』エンジンとして『栄』星型14気筒『誉』星形18気筒が有名です。
そういったエンジンを作っていたことから、水平対向の回転バランスに注目してスバル１０００（写真参照）ができあがったのではないかと思います。
４WDは、スバルレオーネをもとに、東北電力から乗用４WDができないかという依頼を受け、世界初の乗用４WDが完成しました。
これは他のFFと違い、スバルは縦置きエンジンだったために後輪軸へ出力しやすいレイアウトが幸いしたことと、当時提携関係にあった日産のブルーバード用リアデフが流用できたことも幸運だったかも知れません。
その後、AudiがQuattroで乗用４WDの先進性に気づき、モータースポーツ（WRC）での活躍により、スバルも積極的に４WDで参戦、三菱やトヨタと世界を席巻したのは記憶に新しいところでしょう。
あまり多く語られることはありませんが、モトーリ・モデルニと組んでF-1に水平対向12気筒エンジンで参戦したことや、それを元に童夢・ワコールと共同でジオット・キャスピタというスーパーカーも企画されましたが、実現しませんでした。

Answer 2

大雑把ですが。

スバルが水平対向エンジンを取り入れたのはスバル1000という車からです。
ヨーロッパの小型車に流行の兆しがあったので、いち早く取り入れました。
その頃の日本車は、欧米を手本とした発展途上段階だったので、トヨタもパプリカなどに採用しています。
ただし予想に反してヨーロッパでは流行りませんでしたが・・・。^^;
その後、様々な理由からトヨタは止めましたが、規模の小さなスバルは止めるに止められず、今日に到ります。
ただそのお陰で、逆に他社には無いオリジナリティーのある車作りが可能となりました。

スバルの4WDは、元は東北のディーラーが地元電力会社の依頼でハンドメイド的に開発しました。
スバル1000のバンをベースに作ったのですが、あまりに出来が良かったので富士重工に持ち込んだところ、市販車として開発を進める事になります。
それがレオーネ4WDです。
ただ当時は腰高なスタイルと高額ゆえに、ファミリーカーとしては受け入れてもらえませんでした。
成功するのは20年近く経って、レガシィが発表されてからです。

今でこそ4WD(AWD)といえばスバルのイメージが強いのですが、レオーネ時代はライバルであるトヨタ・カリブに惨敗し、レガシィ発表の頃には各社からも続々4WDが売り出されたので、三菱・ギャランや日産・ブルーバードなどの強敵相手に苦戦していました。
唯一、ステーションワゴンの分野で何とか稼いでいました。
しかし、ミニバンが流行るとステーションワゴン人気は陰りを見せ、スバルは経営的に苦しくなってしまいます。

Answer 3

元々は、戦闘機を作っていた会社です。

４ｗｄって言うのは、四輪すべてが独立して駆動するってっことです。

水平対向エンジンは、、レシプロエンジンの形式の一つで、1本のクランクシャフトをはさんでシリンダーを左右に水平に配置し、対になるピストン同士が必ず向かい合うように下降か上昇するエンジンのこと。

詳しくは、スバルのHP等を検索してください。