スバル インプレッサ スポーツ 「かつてのレガシィを越えそうなインプレッサ」のユーザーレビュー

かつてのレガシィを越えそうなインプレッサ

2021.5.15

総評

SGP採用モデル第一弾として華々しくデビューしただけあってその仕上がりはかつてのレガシィに迫る存在だと思います。
登場間もない頃は、車幅やホイールベースが同じ四代目レガシィ(BL/BP)と比較されることが多かったのも納得です。
年月を経て、インプレッサがあの頃のレガシィに迫る域まで高められたと思うと感慨深いですね。

満足している点

・抜群の走行安定性と素直なハンドル操作
・信頼と実績のスバルAWD
・Ａピラーやドアミラー周りの死角が少なく視界確保がしっかり考えられているデザイン

不満な点

・2.0i-Sじゃないのでフロントブレーキディスクが1インチ小さい
・2.0i-Sじゃないのでアクティブトルクベクタリングが無い
　…上記2つ、XVなら1.6i-Lでも装備されているのになぁ。
・ハロゲンモデルだと車幅灯がコの字型ではないこと
　GT/GKのハロゲン前照灯は先代(GP/GJ)とほぼ同じ配置です。
・尾灯が車体側のみ点灯しゲート側が点灯しない
　せっかく一体感があるデザインなのにもったいないです。

デザイン

4

顔立ちが先代よりシャープになったことで好みのデザインになりました。
後ろのデザインも前の意匠を意識したシャープなものになりましたし、なによりゲート側にも及んでいるのが好きです。

走行性能

5

今でこそ新型レヴォーグの登場で霞んでしまいましたがSGP由来の高い走行性能は劣らず健在です。
スバルが以前から大切にしている『走る・曲がる・停まる』を重視し続けていることは一切霞んでいないと思います。

乗り心地

5

必要にして充分な硬すぎず柔らかすぎずの乗り心地です。
しっかりと路面の状況を伝えてくれるので、運転する側も、同乗する側も安心感が高いと思います。
ホイールベースが拡大されたことで、スポーツワゴン時代に比べ後席スペースがすごくゆったりしましたし、後部座席もホールド性が高められ同乗者からも好評です。

積載性

5

かつてはスポーツワゴンと称しショートワゴンだったインプレッサがホイールベースの拡大でハッチバックになって、一番心配したのは荷室の積載性でした。
ところが実際は思っていた以上に積めます、スポーツワゴンだった二代目(GG丸目)と比してもそんなに容量が減った感じがしません。

燃費

4

現在までの最良値は14.5km/lです。
アイドリングストップを無効化しているのでカタログ値は比較対象にはならないですが、自分の中では「こんなもんでしょう」というレベルを満たしています。
乗り換え前の丸目ワゴン(GG)での最良値(12.1km/l)を軽々超えているのでその時点で満足ですね。

価格

-

価格の話は営業さんや店長さんと色々やり取りして納得のいく額にしていただいたので評価無し＆非公表にします。

故障経験

リコールとかで交換になった箇所はいくつかありますが、それ以外での故障はまだありません。
先日に初回の車検を済ませたばかりですので、こういう話はまだ数年先になるまで無いことを祈りたいですね。