マツダがスバルに走行性能以外で優ることを教えてください。 できればフォレスターとCX-5で比較をお願いします。 運転支援や室内空間での比較をお願いします。

Answer 1

元スバル党です。

スバルもマツダも割とコスト度外視で作りたいものを作って売る。
欲しい人は買う。

気になるところは毎年どんどん変えていく。(年次改良)

こういうスタイルなのは似ていると思います。

スバルの最大の長所はADASの性能と衝突時の安全性能

スバルの最大の欠点は、魅力的なパワートレインの開発を武藤さんがサボったので、遅いのに燃費が悪いこと。

マツダの長所は、前副社長が電気が大嫌いだったことから、ディーゼルに注力したことが、同じくハイブリッドなどが好きでは無い内燃機関を好む層に受けて、元スバル乗りもこの2200ccのクリーンディーゼルに惚れ惚れして乗り換える人が結構居ます。

スバルは走りに関しては湯水のようにコストを注ぎますが、インテリアなんかはコストは徹底的に省きます。

フォレスターとCX-5はモデル末期という所がとてもよく似ていますが、インテリアの質感やシートの単価など、内装にかかっているコストや思想が全く違います。

長年スバルに乗ってきて思うのは、シートは酷かった。です。
ちょっと長めに運転すればもれなく腰痛が付いてきますし、(当時は運転すれば痛くなるのは仕方ないと思っていました)
インテリアのデザインもかなり酷いと今でも思っています。

CX-5のインテリアもデザインに古さは感じるものの、第二世代マツコネの10.25インチモニターがつくことで現代的な印象を持たせています。
シートやドライビングポジションが秀逸で、ヘルニア持ちの私が4時間運転しても腰痛が一切出ないのには驚きました。

本革シートも、スバルのはただ本革を貼っただけという印象は今も昔も変わらずです。

フォレスターは車体価格は安めなのですが、オプション体系が古く
ナビは最大でも8インチしか選べません。
CarPlayには対応していますが、見積もりを取るとナビ周りで40万と言われました。

第二世代マツコネも実はPanasonic製らしいのですが、こちらはシンプルに使いやすいです。
欠点としては、コマンダーで目的地が設置しづらく、MAZDAのスマホアプリを使えますが、目的地のヒット率は低めです。

しかし、マツコネは早くからCarPlayに対応しており、しかもGPSだけではなく自車位置測位の情報を使えるためにApple標準のマップとGoogleMAPではトンネル内などでもロストしません。YahooカーナビはGPSのみ。

ナビ単体のデザインもマツダは品があって高級感があるのですが、
スバルのインテリアデザイン同様にナビもワチャワチャしており車内が騒がしいのです。

デザインについては皆様のお好みがあると思いますが…。

室内空間はフォレスターが1歩上をいっています。後部座席もフォレスターの方が広いですし、荷室も広いです。

ただ、乗り心地と静粛性を考慮するとCX-5の圧勝かなと思います。
現行のフォレスターで乗り心地が良いのはSTI Sportだけです。
他のグレードはSGPプラットフォームってこんなに乗り心地悪かったっけ？？と思ってしまうほどです。

CX-5はディーゼルであることを忘れるほど静かです。

ただ、あと半年もすれば国内版の新型フォレスターの全容が見えてきますので、そうなってくるとまた評価軸は変わってくるかと思います。

スバルは最終型が買い。なんて言われましたが今はそうでも無いと思います。
もう1年もないでしょうから今から新車でフォレスターを買うなら余程好条件とか新型のデザインがだめとかでないかぎりは、待った方が良いと私は思っています。
PHVが出ることも確定していますし。
(その走りに水平対向エンジンの優位性があるのかは謎)

色々楽しみだと思っています。

私は最後にこの２台で迷い、フォレスターはナビが高杉、CX-5なら55000円のSDカードを買うだけで最新のナビが使え、何なら88000円払えばBOSEのシステムまでついてきます。

私は今回初めてMAZDAを選びました。

最良の選択だったと思っています。
車に興味のない嫁も大喜びです。


そうそう、書き損じてました。
性能は比較すると劣ると思いますが、ADASも満足しています。
首都高速でもACCが使えて、とても便利です。
再加速も現行リーフのプロパイロットみたいにアホみたいな急加速はしないため安心して乗っていられます。