スバル エクシーガ 「D型（2.0NA）→F型への乗り換え」のユーザーレビュー

D型（2.0NA）→F型への乗り換え

2017.1.29

総評

D型を事故で失った為、F型に乗り換えました。
よくノーズが長い古臭い形と揶揄されますが、正面衝突でフロントが大破した車を見た時には、この形だから家族が助かったんだと感じました。（よく走っているフロントが短い車だと無傷では済まなかったでしょう）

家族で乗るミニバンを検討する際は、広さ+スライドドアが第一条件で早々に候補から脱落している印象ですが、余裕ある走行性能とアイサイト２によりファミリーカーの中でもトップクラスの安全性がある車です。

また、いかにもファミリーカーという箱型ミニバンに抵抗のあるパパさんにオススメですが、後継車が無いのが唯一気になるところです。

満足している点

Ver2とはいえアイサイトが素晴らしいの一言です。特にACCは高速でほとんどアクセル操作しなくてもいいくらいで驚いています。
以前にも増して安全に気を配ろうという意識が高まったように思います。
信号待ちで前の車が動いた際に知らせてくれる警告音もありがたいですね。

また、3列目も170cmくらいまでの人ならそこまで不満なく座れますし、シートもしっかりしている。

不満な点

①2列目がE型以降6：4分割となり長尺物が積めない。
以前は4：2：4分割で3列目に座ってもらう際には2列目中央を倒すことで窮屈感が和らいでいたが、6：4だとそれができない。

②ドアの開閉音が安っぽい
→クロスオーバー7では解消されてました

③よく半ドアになる。子どもが閉めると基本半ドア→これは初めから変わらないようです。

デザイン

3

走行性能

5

排気量UP（2.0L→2.5L）とFBエンジンによる低速トルクの向上で全く違う車に生まれ変わった印象です。

2.0NAは都市部は文句ないのですが、やはり山道や高速の追い越し車線ではエンジンが唸り3000回転を超えるシーンも数多くありました。

先日家族でのスキー旅行に飛騨高山まで出かけましたが、ルーフボックス搭載しスキー（4セット）等の荷物満載で出かけましたが坂道も何のその、余裕の走りを見せてくれました。

またスキー場の駐車場付近は坂道が多く、FF車がスリップして登れなくなるシーンを何度か見ましたがスバル自慢のAWDで雪道も安心して登れました。

乗り心地

4

E型以降足回りの改良がされており、路面の凹凸を上手くいなしてくれるのが分かります。

シートは前車はアルカンターラ、今回は標準のファブリックなので個人的な感想を記載します。

アルカンターラ→見栄えが上質でカッコイイ。1列目は座り心地もいいが2列目・3列目の座面が固くもう少し沈み込んでくれたほうがいい。
チャイルドシートを使うと後が残る。
パワーシートはメモリー機能も無いし個人的には不要。

ファブリック→上質感ではアルカンターラに劣るが、座り心地は悪くない。2列目以降はファブリックの方が座り心地良好。子どもが小さい家庭にはこっちのほうが向いていると思います。

シートのつくりも米国向けのレガシィと比べるとやや小ぶりに感じますが、日本人の体型を考えると丁度良いサイズだと思います。

積載性

4

フルフラットでないことを文句垂れるひともいますが、積載性自体は優れてますしそこまで不便に感じたことはありません。
（荷物が少ないと確かに後ろに寄ってしまうが…）

燃費

3

ルーフボックス付きですが、9.7km/Lです。
2.0NAのときよりも正直良いです。
高速なら12km/Lくらいまで伸びます。

価格

5

故障経験

今のところ無いです。