ロールスロイスは車のメーカーですよね。 最近、飛行機のエンジンも製造してるのを知ったのですが、ロールスロイスのエンジンって有名ですか？

Answer 1

現在では、自動車と飛行機は別会社の「ロールスロイス」です。

まず、現在の「ロールスロイス・モーター・カーズ」の
エンジンはBMW製です。
ファントムのV12エンジンももちろんBMW製です。
BMWはミニを傘下に入れたとき、ロールスロイスも傘下に入れました。

一方、飛行機のエンジンは、「ロールスロイス・ホールディングス」
（ロールスロイスplc）製で、世界第２位の規模を誇ります。
エンジンは、ロールスロイスplc製で、
米国の航空機エンジン製造会社であるアリソン・エンジンを
傘下に収めた影響もあって、民間機、戦闘機、ヘリコプター、
船舶、発電等のエンジンを製造販売しています。

この２社は、独立した別会社です。

もちろん、元々は、チャールズ・スチュアート・ロールズと
フレデリック・ヘンリー・ロイスが創立したエンジンメーカー
「ロールスロイス」だったわけです。

しかし、他のイギリスメーカーと同様に、
経営不振から合併、国有化等を繰り返し、
自動車と飛行機のエンジン部門はそれぞれ独立し、
現在では別会社扱いとなっています。
（飛行機部門でもBMWは関連していますが。）

よって、ロールスロイスのエンジンは、
飛行機部門では有名ですが、自動車部門においては
実質BMWのエンジンなので、有名ではありません。

確かに、Mr.ビーンで有名なローワン・アトキンソンが、
試作段階の9000ccV16エンジンを譲り受け、
自分のファントムに載せ替えた話は有名であると思います。
BBSの超有名自動車番組トップギアで語っていました。

質問者からのお礼コメント

自動車のほうは知ってたけど、飛行機のほうを全然知りませんでした。
無知で申し訳ない。

Answer 2

は？
何、ネゴト謂われますか？
第一次大戦前からですよ。

RRマーリン・エンジンは
航空機用レシプロ・エンジンの
傑作。

この直系子孫とも謂ふべき、
排気量9.005LのV12発機は、
Mr.ビーン所有車に、特注で
積まれてます。
(同エンジンはパワーボートの
それとしても、正規カタログに
載ってます)

ボーイング747のエンジンも、
エヤバスA380のエンジンも
1種はRR。

初期747用のエンジンは、今は
ガス・タービン発電システムや
道路公団の排気システムの動力
源にも化けてます。
(日本坂トンネルなど、一例)

コンコードの主なエンジンも
RR製。

最新型ジェットは、エンジン
1基で、初期747の2基に匹敵
する48トンの推力は在る筈。

但し、サッチャーさん以後、
自動車と航空機はブランドを
共用する別会社。

ヤマハ楽器とヤマハ発動機、
みたいな関係です。

また、
自動車のRRは、BMWの子ですが
航空機のRRは、BMWの親です。

Answer 3

ロールス・ロイスに限らず、草創期の自動車メーカーや重電メーカー（発電用エンジンなど）はエンジン供給メーカーも兼ねていましたから、メルセデスやBMW、GM、GEなど海外の有名な企業の多くが製造していました。
ですからロールス・ロイスにも、古くから自動車部門と航空機部門がありました。
ただジェット化が進む戦中・戦後の時期には、膨大な開発費が必要な事から多くの企業が手を引きます。
しかしマリーンエンジンの大成功で経営的に余裕のあったロールス・ロイスは、積極的な開発を行い生き残る事になります。


因みにロールス・ロイスの航空機用レシプロエンジンを搭載した機体には、第二次世界大戦で名を馳せた英国のスピットファイヤー戦闘機や史上最強のレシプロ戦闘機、米国のP-51マスタングがあります。
共にロールス・ロイスのマリーンエンジンを搭載した化け物です。