ポルシェ ケイマン 「公道、特に下道メインで考えれば今最も踏めるポルシェでしょう。スペックにこだわる方にはおすすめしませんが、一度運転すればわかる、このクルマが出す数字以上」のユーザーレビュー

公道、特に下道メインで考えれば今最も踏めるポルシェでしょう。スペックにこだわる方にはおすすめしませんが、一度運転すればわかる、このクルマが出す数字以上

2008.7.12

総評

公道、特に下道メインで考えれば今最も踏めるポルシェでしょう。スペックにこだわる方にはおすすめしませんが、一度運転すればわかる、このクルマが出す数字以上の、何か。ラゲッジ容量はまちがいなくこーゆークルマでは世界最大ですが、二人乗りという冷徹な事実だけは変わらないので、それを理解して乗れる方に。

満足している点

デジタルになりすぎていないシャシー。「正しい操作」を常に要求するが、ＭＲでよくイメージされる神経質さとはほど遠い。「目がついていかない」ほどではない出力。「Ｓ」が先に出ている車体なのでシャシーが勝っている。これが安心感の理由だろう。見方によっては「これが６００万のクルマの内装か？」のインテリアだが、内装がコンパクト・ミーツ・ランジェリーでは困った、運転に集中できない、のである。よってリアル・スポーツの内装としては１０点。いまどきキセノンがオプションなのはどうかとも思うが、ハロゲンのほうが軽いからいい。装備、９点。９１１と前半分を共用しながら、ルーフとテールだけで見事にキャラクターを分けれたエクステリアに１０点。イメージとしては９１１はクール・ビューティ、ケイマンはもうちょっとカジュアルで感情的なカンジ。絶対能力では300～400でもっと速い国産車がゴロゴロあるが、乗ってみればわかる「数字にならない能力値。」よって走行性能も１０。

不満な点

なにかとバッテリーに頼ったつくり。まぁ、セキュリティ上しょうがないのだろうけど。ドライブベルトが一本なのでエアコンが外せない。今時、ＡＵＸ端子がない。よく効くからしかたがないのだが、アスベストでなくてもあれだけバラ撒けば環境にも悪いだろうと突っ込みたくなるブレーキダスト。ひとっぱしりでホイールはまっちゃっちゃ。温まるまでパワステ？がキーキーグーグーうるさい。ま、すべて些細なコトですが。あと、みんカラの扱いがいつまでたっても「Ｓ」しかないこと。
クルマに何百万もかける生き方をポジティブに他人に勧める責任はとれないので「おすすめ」は１点。こーゆークルマは欲しいヒトだけ買って下さい。

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験