ポルシェ ケイマン 「最後の自然吸気多気筒エンジン×MT×MR」のユーザーレビュー

最後の自然吸気多気筒エンジン×MT×MR

2021.12.3

総評

新型の718GT4は1500万クラスになっているので、手に入れるなら中古車在庫が残っている今のうちだと思います。

満足している点

スタイル・エンジンパワー&サウンド・運動性能。いずれも文句なし。

不満な点

短距離でばかり走っていると，少しもったいない気持ちが出てきます。

デザイン

5

981ケイマンの素のスタイリッシュさに加え、911GT3譲りのフロントエアロとGTウイングで決まりです。フロントリップが延長されており、少し離れた際のエレガントさは911GT3を超えると思います。

走行性能

5

走る、曲がる、止まるに関して、公道ではいずれもそうそう使い切れるものではないので満足しています。
エンジンパワーに関しては、基本データで3000-4000回転辺りにトルクの谷があるようで、購入当初は少し気になりましたが、1万キロほど走った現在、オイル添加剤X1FSの効果もあってかトルクの谷が消失し、どこからでもモリモリトルクが出るエンジンになりました。

乗り心地

-

サスペンションは911GT3譲りで、硬さも感じますが、シャシーの頑強さもあってか不快な振動や音は少なく、快適に乗れると思います。PS4Sのおかげもあるかもしれません。

積載性

5

フロントには桃のダンボールも並べて乗ります(笑)

燃費

4

街乗りハイオク5～5.5km/l。高速だと9.5～10km/lで決して良くはありませんが、パフォーマンスからすると特に問題ではありません。

価格

5

現在のところ、過走行でない限りは中古車の値落ちもかなり少ないと思います。今後、どんどん売るのがもったいなくなりそうですが。

故障経験

素のケイマンに対して小さめのバッテリーが積まれているせいか（おそらく軽量化のため？）、外気温5度以下くらいになってくると、新品のバッテリーでも朝イチの始動の時に少しセルがうなるような音がして不安を感じます(笑)（実際には始動できなかったことはありませんが）