オナーレーポート2000キロ越え感想です
スタンダードモデルを軽く仕立て、なおかつエンジンパフォーマンスその他を引き上げて、よりスパルタンなマシンに仕
2012.8.17
- 総評
- オナーレーポート2000キロ越え感想です
スタンダードモデルを軽く仕立て、なおかつエンジンパフォーマンスその他を引き上げて、よりスパルタンなマシンに仕上げる。ポルシェのみならず、世界のスポーツカーブランドが“得意"とする手法だ。
当該世代のモデルを使った市販のパフォーマンステストカー、という捉え方もできるだろう。そして、たいていの場合、次の世代のモデルは、その軽量バージョンと同等もしくは上回るパフォーマンスが要求されることになる。
ブランド価値を高いレベルでキープしいっそう引き上げていくために、進化し続けるしかない有名スポーツカーブランド(ポルシェだってその例外ではない。それを最も熱心に実践してきたからこそ、世界中の人々がナンバー1スポーツカーブランドとして認めている)にとって、それは自ら課した厳しいターゲットでもあった。
ケイマンSよりも55kgダイエットし、+10psとしたケイマンRは、ミドシップ2シータークーペとして、世界で最もファンな1台といえよう。
- 満足している点
- ケイマンをよく知る人が見れば、ただちにRのオーラを感じることだろう。
現行モデルのオーナーなら、きっと悔しがるはずだ
車高は2cm低められ、専用デザインの大径ホイールに、固定式リアウィング、デュアルチューブ型エンドパイプが装備されている。そしてミラーやエアインテーク、ヘッドライトリング、ロゴはコントラストカラー仕立てとなって、ミドシップスポーツカーにある種の凄みを追加した。スポーツカーの貫禄、のようなものを手に入れたケイマンRは、もはや911の弟分には見えない出来が良すぎる
室内を見渡せば、軽量モデルであることが一目瞭然だ。スポーツバケットシートやストラップ式ドアレバー、ナセルカバー無しのメーターなど、ある意味、外観よりもスパルタン。ボディ同色のコーディネートは、クラシックなスポーツ性を演出しているようにもみえる。ちなみに、ドアはアルミ製で、左右合わせて15kgの軽量化となった。
車両は、派手な色合いすき物としてはテーマカラーのペリドットメタリックチョイスもあって、行く先々で大いに注目 一番気にするのは、すれ違いや信号待ちのノーマルオナー達の視線
よくできたスポーツカーというものは、ゆっくり走っていても、渋滞していても、そして眺めているだけでも、気分を盛り上げてくれるもの。ケイマンRは、正しくそんな上出来のスポーツカーだった
逸品である
新型911Sも借りてのったが別物スポーツはRでGTが911でアイドルストップもおまけで着くのはやはり次代にはポルシェも勝てない片鱗がある
エンジンサウンドが心地いい
たなびく、という表現がクルージング中の音にはよく似合う。アクセルペダルに乗せた右足の、わずかな力加減にもレスポンスよく反応し、心地よい摩擦を伴ってさえずるのだ。
本領発揮は、スポーツ走行の場面だ。すべての操作に車体やエンジンがよどみなく反応する。タイヤ付きのバケットシートにからだを縛り付けて走っているようなものだ。かといって、ミドシップカーにありがちな過敏さは微塵もない。
GT化する911に代わって、リアルスポーツの役目をミドシップのケイマンが担う。Rは、そのシンボルだ。 911とハッキリ方向仕上げが違う仕立てたスポーツかー絶対額は高いが、ポルシェの上級スポーツとして安い 間違いなく、当世最高のスポーツカーの1台
スポーツカーとして文句なし
- 不満な点
- 乗り心地は、もちろんハードだ。普段遣いに、というのであれば、ある程度の覚悟は必要。ポルシェ独特の、あのテッパンフラットなライド感覚をさらに強情にしたテイストで、段差の多い首都高などでは、いちいち腹の底までショックが到達する。
けれどもそれが、嫌で嫌でしょうがない、とはならない。手は痺れるけれどビシッビシッといい音でキャッチャーミットに収まる直球のようだ。
もう一台新型ボクスターの出来も最高で点検時に借りて乗ったがPDKの仕上がりがとても素晴らしい、バックファイヤーの演出もこなれて欲しくなってオダー検討しているが今度はでエグゾーストシステムをチョイスとPASMでSでサインする楽に乗れるオープンも買うことにした
- デザイン
-
-
- 走行性能
-
-
- 乗り心地
-
-
- 積載性
-
-
- 燃費
-
-
- 価格
-
-
- 故障経験