ポルシェ ケイマン 「素ケイマン　ティプトロニック ポルシェは憧れの的でしたが９１１は手が出ず、オープンはちょっと・・というところにケイマンが出たので購入しました。 Ｓに」のユーザーレビュー

素ケイマン　ティプトロニック ポルシェは憧れの的でしたが９１１は手が出ず、オープンはちょっと・・というところにケイマンが出たので購入しました。 Ｓに

2007.1.3

総評

素ケイマン　ティプトロニック
ポルシェは憧れの的でしたが９１１は手が出ず、オープンはちょっと・・というところにケイマンが出たので購入しました。
Ｓにも試乗しましたが、絶対的な加速性能を追うつもりはないので素に。運転を楽しむならＭＴでしょうがいろいろな使い方を考えてＴｉｐを選択しました。主なオプションはＰＡＳＭ、キセノンライト。
全体的には、概ね満足です。とにかく、運転していて楽しい。音も好きです。燃費は、渋滞のない都内走行で７ｋｍ／ｌほど。
以下、ポルシェ＆外国車初心者としての所見を書きます。ポルシェ（あるいはドイツ車）をよくご存知の方には常識と思われることも含まれていますがご承知おきください。

満足している点

操縦安定性：何といってもフラット６、ドライサンプによる低重心とミッドシップレイアウトは絶対的な強みで、ハンドリングの良さはもちろん、車の挙動そのものが非常に安定していてスピードを出すほど違いがわかります。前の車よりホイールベースが約４０ｃｍ短いのに高速でのピッチングもさほど気になりません。
パワー：絶対的パワー（トルク）はそれほどでもありませんが、私個人はスイスイと曲がれれば良いので必要かつ十分なレベルと思います。素に決めてからは、Ｓに試乗するのを止めました(^^)。
ティプトロニック：オートマのモード時でもシフトアップ・ダウンを強制的に行えるのが便利です。レスポンスもまずまず。
良くも悪くも、エンジンブレーキを意識した設定になっています。普通の国産車はマニュアルシフトで制限しないとエンジンブレーキはほとんど感じませんが、この車は比較的ローギアードなことも相俟って、例えば先にある信号が赤なのでアクセルオフで転がそうというような時もスーっとスピードが落ちていきます（クリーピングが弱いのも含め、ＭＴ車の感覚に近い）。
ＰＡＳＭ：スポーツモードにしなくてもちょっと飛ばすだけならほとんどロールはしないので、むしろノーマルモード時の乗り心地の良さがメリットかもしれません。ただ、スポーツモードにして路面の感触を楽しむのも悪くはありません。
ラゲッジスペース：この手の車としては十分だと思います。ゴルフバッグも２個積めますし。

不満な点

キーレスエントリー：１週間乗らないと機能がキャンセルされる（手動で空ける必要あり）というのは気が利いていないのでは？ただし、絶対的にバッテリ消費が激しく保護するためという情報もあり、それはそれで不満要素。
車高の低さ：営業は普通の車とさほど変わらないと言いましたが、購入後既に２回ほど意外なほど小さな起伏で「ジョリ」というのをやってしまいました。２回ともわずかな音だったので、ＰＡＳＭによる１ｃｍの車高低下に起因している可能性があると思います。ただし、下を覗いてみても傷はありません。音質も含めて考えると、おそらく前輪前の導風板（硬質ゴム）だと思われ、大事には至っていません。
ティプトロニック：アクセルワークを感知してシフトポイントを変えるため、絶対的に「これくらい踏み込めばキックダウンする」というのが効きません。強くアクセルオン・オフをしているときは敏感にシフトダウンしますが、例えばしばらく定速走行をしていて、追い越しのためにアクセルをバコンと踏み込んでも、意外なほどシフトダウンに時間がかかり、なおかつその後アクセルを緩めてもシフトアップしません。上記のようにオートマモードでもマニュアル操作でいきなりシフトダウンできるので問題ありませんが、多少慣れが必要です。
細部の仕上げ：例えば、ハッチゲートのボディとの隙間が大きめだったり、左右不ぞろいだったり・・。今時の車としては、少し雑だと思います。
後輪トレッド：後輪幅が大きいため、側溝やラインに平行に寄せるのにコツが必要です。
いずれも大した問題ではありせんが・・。

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験