ポルシェ911の初期の日本でナローと呼ばれている 物がありますがあの車って現在だと高いのでしょうか？ また維持とか大変でしょうか？ 日本車の方が断然速いし性能も上だと思うのですが

Question

あの形にヤラレました！

Answer 1

ナローというと、901ですね（車名は911ですが、車型が901）。
①日本だと5ナンバー枠に入るほど幅が狭い ②フェンダーフレアが殆ど無く、サイドがツルっとしている・・・ので、ナローと呼ばれています。

>あの車って現在だと高いのでしょうか？ また維持とか大変でしょうか？

ナローは1973年のFシリーズまでのものの総称ですが、特に’71年までのDシリーズが美しいナローとされています。更に言うと登場は1964年、設計は1960年代初頭で、その時代の技術で作られているということです。

つまり。
そこらの旧車どころではありません。最終年式でも50年前のガチのクラシックカーです。当然ですが、どれほど程度がよくてもあらゆる個所が耐用年数を大幅に超えていて、壊れます。
そしてそもそも。
既にヒストリックカーとしての価値が認められており、売買は中古車のオークションではなく、サザビーズなどの美術品オークションでも取引されるレベルです。（つまり・・・投資対象にもなっている、ということです。）

ちょっと古いデータですが、2017年のベーシックグレードの901はこんな感じ↓
https://classiccar-investment.net/model_info/porsche/porsche-911-901/
・・・クルマの程度によって5段階に別れていて、一番上は『Concourse』（日本ではコンクールコンディションとも言われる、新車と変わらないか新車よりスゴイ状態）、イチバン下はFair(『年式なり』ということ）です。
コンクールコンディションだと￥1400万ぐらい、フェアだと￥380万ぐらいですかね？ここ数年で901シリーズは高騰しているとされていますが、ベーシックなグレードの901は『あまり変動していない』とも言われています。もっとも、日本ではフェアな901は、個人売買以外ではまず出回っていないでしょう。ある程度直して価格を吊り上げて販売するのが業者のやり方です。

それでも、’67年の911Rや’73年のカレラRS2.7でもない限り（まぁカレラRSはゼンゼンナローではありませんが）、フェラーリよりは安いんですよね。所詮『6気筒の量産車』ってことですが、その為901型をフツーに乗り回しているヒトもいます。

>日本車の方が断然速いし性能も上だと思うのですが

もはや、速い/遅いを言うクルマではありませんよ。ナローの中でも例外的に速いとされている’73年型カレラでさえ、『たったの』210馬力ですからねぇ。
運転してみたら判りますが・・・巨大でスローなギヤ比のマニュアルステアリング、床から生えていて足首の動きに合わない妙なペダル類（クラッチ操作がクセモノ）、前後方向のストロークが大きいバスの様なシフト（ポルシェシンクロという特殊な変速機のせい）、ショボいブレーキ・・・1960年代初頭設計の完全なクラシックカーであって、現代のクルマと同類ではありません。
『クラシックカーを楽しむ』ということが理解出来ないと、ガッカリするでしょう。

Answer 2

912の頃の事かな？
そりゃ高いよ。
1千万は必ず超える。89年までのいわゆる930のほうが安い。964になると更に高額。マニュアルだと腰抜けるくらい高い。水冷のオートマでいいなら300万円台で買える。オートマってゴミなんだね。

自分で車検やるなら維持は大変じゃないよ。毎回7万くらいだしね。
ショップに頼むと毎回35万くらいかな。格安車検屋でやってくれれば安いんだろうけど。