ポルシェ９１１のエンジンは９９６型までは、毎日乗らないとオイル漏れをおこすと聞いたのですが、本当でしょうか？ また、それはどういう機構的な問題からおこりますか？

Answer 1

空冷エンジンは、エンジンが暖まった事によりオイル漏れを止める効果を得ている。
９１１のエンジンは、各シリンダー独立していて
３つのシリンダーの上に１つのヘッドが乗っている。
因みにヘッドガスケットは、無く厚みが０，０５位の銅リングだけ
バルブを押すロッカーアームのシャフトは、ヘッドの外側に剥き出し状態
エンジンが暖まってなければシャフトからオイル滲み出てきます。
ポルシェの空冷エンジンは、オイルが漏れて当たり前構造してます。
ドイツ本国でのポルシェの取説には、少々のオイル漏れ、異音は、それを治すのにかかる時間費用を考えて我慢して乗りましょうと書いてある
日本語の取説は、その部分を省略してある。
こんな事書いて有れば、日本人は、誰もポルシェを買わなくなる。
我慢して乗る位なら日本人は、他の車にしますからね

Answer 2

空冷と水冷と違いますが毎日乗る必要があるかといえばないです。
自分も17年間長いと2ヶ月位乗らない日ありましたから。
空冷のオイル漏れで一番多いのはオーバーヒートです。自分はオーバーヒートさせていないと思っている人が多いですが、真夏に渋滞すれば基本的に油温高いし、そのうえ3000回転以下でトロトロでは。
あと、油の粘度もクリアランスの大きいのに低粘度のオイル向いてません。化学合成の低粘度オイル入れたら滲みやすいです。オイルの添加材も古い設計の空冷エンジンには合いません。シール材がやられてしまうので。
たまに、シリンダーにオイルが回っても始動時に燃えておしまいです。

996のエンジンは不明ですが、現行の 981ケイマンのエンジンでは、今の所一度も煙もないです。
オイルが、シリンダーに回りオイルが消耗する事はポルシェの水平対向は仕方ないですがオイル漏れは少ないと思います。

Answer 3

空冷モデルの場合は、エンジンをオイルや風で冷却するので、
エンジンの膨張、収縮の関係で、
比較的乗ったほうがオイル漏れしにくい・・・
996以降は水冷なので、毎日乗らないとオイル漏れをおこす、
という話は聞いたことがないですね。
何をしても時期が来ればオイル漏れしてきますよ。