なぜプジョー309はもうあるんですか したら次はなにになりますか

Answer 1

日本には入っていませんでしたが、当時(80年代)プジョーは305という車をすでに出していました。

プジョー305のCM
http://www.youtube.com/watch?v=3dOjhdMs2oY
のちの405～現在の508につながっていく車。台湾ではタクシーとしてバンバン走っていた。


そして309という車は元々プジョーではなく、同じPSAグループの第三のブランドであるタルボ(タルボット。TALBOT)が205をベースに開発し、それまでのオリゾン(ホライズン)と1510の後継車として出るはずだったもので、アリゾナという車名まで決まっていました。

が、タルボは車は売れないわ工場はスト続きだわであまりにもイメージが悪かったので、プジョーはタルボのブランドを使うのをやめ、アリゾナを1510のデビュー当時の名前である1307/1308/1309(エンジンの馬力によって下一ケタが違う)になぞらえて309と付けたんです。

今後については、シトロエンがそうしたように車名の付け方自体を変えていくんじゃないでしょうか。

タルボ･ブランドの登場を告げるCM
http://www.youtube.com/watch?v=T_0QfqyMLGs
フランス/イギリス/スペインにあったクライスラーの子会社をプジョーが引き継ぐ形で誕生。

タルボ･オリゾン･ディーゼルCM
http://www.youtube.com/watch?v=4yQu09ukEv4
クライスラーが世界戦略車として開発した車。ヨーロッパではVWゴルフをライバルとする一方、アメリカではVWのエンジンを積んで日本車に対抗した。２ボックスのハッチバックなのに後ろに小さいノッチの付いたデザインは、309に直結するもの。

クライスラー-シムカ1307/1308のCM
http://www.youtube.com/watch?v=pk1gMQEBoLQ
クライスラー時代のCM。70年代のヨーロッパでは、VWと並んで先進的なメーカーだった。

パリ郊外のポワシーにあったタルボの工場の様子
http://www.youtube.com/watch?v=BpsfxefDGwQ
今はシトロエンのDS4とかを作っている。