S15シルビアは何故売れなかったんですか？

Question

今は値上がりして新車以上の価格がついていますが、生産台数はたったの3万台です。デザインも悪くないし価格も安く、車体もコンパクトでチューニングベースとしてのポテンシャルも高くて車好きには受けが良さそうなのに全然売れなかったのは何故ですか？

Answer 1

もう、答え出てるじゃないですか！！
"車好きには受けが良さそう"って！
車好きで、なおかつ、平成不況の時代にシルビアを維持できる人がどれだけいるかという話です。
あの時代にシルビアが3万台は結構、立派な数字だと思います。

クルマに興味が無い人や所帯を持った人は、ミニバンやステーションワゴンに流れていた時代ですし。
私事ですが、母がS15のスペックSに乗ってましたが、私の出産を機にプレオに乗り換えています。
父も90年代終盤にR32のタイプM売って、レグナムに乗ってました。
そういう時代です。

質問者からのお礼コメント

時代の流れだったんですね
回答ありがとうございます

Answer 2

生産台数が少ないのは、R34と同じく大幅な排ガス規制の見直しが要因。ほとんどのメーカー側は本来なら2000年代後半くらいに予定していたはずですが。
S13が売れすぎたか、それだけに90年末期なら市場でもFRベースは安く手に入った。コンパクトなFR車に限らず2ドア、3ドアクーペも車の高級化とミニバンブームがなければ需要は高かったと思います。

Answer 3

やはり、ミニバン・ステーションワゴンに押されてしまい、販売は低迷。
しかし、S14が3ナンバーで大ブーイング、5ナンバーに戻したらS14よりは人気はありました。

Answer 4

時代ですね。
当時はコンパクトカーやミニバンが流行っており、スポーツカーがどんどん消えていった時期でした。
同時に若者の車離れも増えていった頃でもありましたから…

Answer 5

スポーツカーやスペシャリティーカーのブームが去ってミニバンブームが到来したからですよ。

Answer 6

シルビアに限ったことではありません。2ドアクーペ市場は最悪でした。

Answer 7

S13からS14に変わった時点で、多くのシルビアファンを無くしましたからね。
S15で起死回生を図ろうにも、世の中には魅力的な車が多かったのでユーザーを取り戻しきれなかったというのがあるでしょう。

で、その魅力に気づき始めたユーザーが戻ろうとした時に生産中止ですからね。
今じゃ貴重なFR車になってます。

Answer 8

新車のエンジンなどをいじれるのは金のある人です。シルビア新車とチューニング込みで500万円かけるくらいならばR34が買えた時代です。

コンパクトも足を引っ張っています。３ナンバー化したS14で「大きくなった」と言われて５ナンバー待望論で生まれたS15でした。しかし、走りを求めるとワイド化は必須となり、ワイドフェンダーを装着すると３ナンバーになる。税金的にも昔のナンバー区分で徴収されていましたが、既に排気量単位なので５ナンバーに拘る必要もなかった。S14でメーカーが時代を見越して行った改良をユーザーが理解していなかったのでしょう。

SRエンジンは現代では名機と言われていますが、当時はアルミ製のエンジンで耐久性が乏しいと言われていました。RBエンジンの様な鋳鉄ブロックのエンジンならば、削ってボアアップをする余裕がありましたが、軽量とはいえアルミ製のエンジンはチューニングには不向きでした。SRは高回転まで回すとロッカーアームが飛んだりしました。シルビアも技術の進歩で、改造により400馬力以上を狙える様になりましたが後の話です。
1990年代後半は、景気も冷え切って客もメーカーもお金を出し渋り、S15は排ガス規制を理由にして4年弱で終了しました。

Answer 9

S13が販売していた頃は流行っていたのもありましたが、S15が販売していた頃には一番不人気ジャンルになっていましたので趣味性が高く実用性のない車は敬遠されていました。
実際にS15だけでなく昔からのライバル車であったプレリュードなんか1万3000台程度とS15以上に売れませんでした。

Answer 10

バルブ崩壊後の世相では、趣味性より実用性。
狭くて乗り心地の悪い2ドアクーペは敬遠されたんですよ。
女性受けも非常に悪いので、
デートカー、スペシャルティカーとしての役割は、
SUV（当時はRVとも）やミニバン、高級セダンやステーションワゴンに取って代わられ、
シルビアなどは見向きもしなくなりました。


年齢が若ければ若いほど、
自分の中で判断力がないもんだから周囲に流されて保守的な車選びをするものです。

Answer 11

S15自体の出来が悪い
ミッションの話が出ていますがそれもですよ

今の時代になり、漫画やアニメでしか走り屋を知らない世代になってしまったから やたらと注目されますが

販売当時 そこまで人気であったのなら続けて生産されますよね
バブルはじけたから、何もかもなくなります ではありません

排ガス規制にかけるべき金をケチったというか、スカイラインに金をかけたから回らないとか
あと、180は240とかありましたが
S15は完全に国内販売のみ

バブルはじけて、前のモデルS14で大ヒンシュクを買って信用ガタ落ち
市場も縮小し、ちょうどミニヴァンが台頭してくる時期
みなさんこなさん、バブル弾けて10年経ち
もうクルマで遊んでいられなくなった

日産もシルビアはすでにブームが去ったことは認識していますから
排ガス規制のコストをかけてまで延命させる意味もなく

というところです

今の時代になり、やたらと漫画の影響でしょうが
S13のほうが圧倒的にカッコいいですからね

どんどん日産がダメになってゆく過渡期にあるのがS15

んな延命なぞ、どこにそんな金がある