日産 ノート e-POWER 「新型ノートに試乗させていただきました！」のユーザーレビュー

新型ノートに試乗させていただきました！

2021.1.10

総評

以前から注目しているe-POWER。
ガソリンエンジンで発電し、駆動用モーターで走行するシリーズハイブリッドと呼ばれる方式です。
エンジンの作動頻度低減や車体の遮音性能向上を行い、世界初となる路面状況からロードノイズが大きいと判断した場合に積極的に発電を行う制御システムが採用されています。
先代ノートは、ワンペダルドライブと呼ばれる「アクセルペダルを戻すだけで減速･停止可能」でしたが、新型ノートでは、制御の見直しによりスムーズな減速フィールを実現し、急にアクセルペダルを戻しても「前のめりになる」ことはないように改良されています。

満足している点

3代目となるE13ノートでは、ハイブリッドシステムe-POWER専用車種となりました。
搭載される第2世代e-POWERは、モーターとインバーターなどを改良。
先代ノートと比較してトルクを10%、出力を6%向上させているそうです。
新型ノートは、プラットフォームがCMF-Bへ刷新されています。

不満な点

特にありません。

デザイン

4

新型ノートは新しい日産エンブレムを採用した最初の市販車になります。

試乗車のボディーカラーは、「オペラモーブ/スーパーブラック」の2トーンでした。






インテリア、運転席まわりは、ワイドなインパネ ディスプレイなどが特徴で、ブリッジ型のセンターコンソールは、宙に浮いているようなデザインです。 スイッチ類はブラック基調で統一されています。




後席まわり

走行性能

5

e-POWERは、振動が少なく、モーター駆動ならではの力強さやスムーズさが魅力です。




ギアセレクター、電動パーキングブレーキの操作性は良く、センターコンソールや運転席の足元がすっきりしています。
ドライブモードの切り替えは、NORMAL/ ECO/ SPORTの3種類です。
従来のワンペダルドライブは、ブレーキペダルを踏むことなく停止することが可能でしたが、第2世代e-POWER Driveは、アクセルをオフにするとクリープ走行するように変更されています。

■ ボディサイズ：　4,045 ×1,695 ×1,520 mm　　ホイールベース：　2,580mm
■ 車両重量：　1,220kg
■ エンジン：HR12DE型 1.2L 直3 DOHC　最高出力　60kW(82PS)/6,000rpm　最大トルク　103N·m(10.5kgf·m) /4,800rpm
■ モーター：EM47型 交流同期電動機　最高出力　85kW(116PS) /2,900-10,341rpm　最大トルク　280N·m(28.6kgf·m)/0-2,900rpm
■ サスペンション 前：独立懸架ストラット式　　後：トーションビーム式

乗り心地

5

第2世代e-POWERでは、バッテリー充電量が下限に近づくまでエンジンの始動を控えること、路面状態に応じた発電制御を行う （車輪のセンサー情報から、ロードノイズの低い滑らかな路面と判断したら なるべくエンジンを始動させず、エンジン音が目立たない荒れた路面と判断したら あえて始動させて発電する）ことによってエンジン音を低減しています。
また、ボディー剛性、サスペンション剛性、ステアリング剛性などのシャシー性能が向上しているそうです。

積載性

3

スクエアな形状のラゲッジルーム。　リアシートは4：6の分割可倒式です。

燃費

4

カタログ値：　WLTCモード　28.4km/L　（レギュラーガソリン）

価格

3

試乗させていただいた新型ノートは、グレード［X］に、メーカーセットオプションの
［◆1セット］： ワイパーデアイサー、リヤLEDフォグランプなど、 ［◆4セット］： LEDヘッドライト、LEDフォグランプ、アダプティブLEDヘッドライトシステム、本革シート、16インチアルミホイールなど、 ［◆7セット］： 9インチNissanConnectナビゲーション、インテリジェントアラウンドビューモニター（障害物検知機能付）、プロパイロット（ナビリンク付）、USB電源ソケットなど　が装備された 300万円越えの豪華仕様でした。

故障経験

試乗車につき ありません。