日産 ノート 「長く乗れそうな「純ガソリンの後期モデル」」のユーザーレビュー

オタナス オタナスさん

日産 ノート

グレード:X(CVT_1.2) 2016年式

乗車形式:マイカー

評価

2

走行性能
2
乗り心地
1
燃費
2
デザイン
2
積載性
4
価格
4

長く乗れそうな「純ガソリンの後期モデル」

2023.4.23

総評
気に入っていたティーダからの乗り換えで、良くない面がかなり目立った印象がありますが、時代の流れとして安全装備がアップグレードされたと考えれば納得。
もちろん、格安だったお値段が全てをカバーしてくれます。
満足している点
ティーダから乗り換えた家族が乗るので、安全装備だけはアップデートしておきたい。
衝突軽減ブレーキや踏み間違い防止アシスト、アラウンドビューやインテリジェントルームミラーまで付いています。これで運転が怪しくなったら免許返納ですね。
不満な点
クルマ自体の出来が悪い!
ダメなところ多数w
デザイン

2




元々が無個性なエクステリアで、初代と比べてもどっちが新型なのか、興味ない人には実感しにくい(特にリア)。


デビューから10年以上が経過していますが、MCでプロジェクターランプやLEDテールなどを装備して一応は新しさを出しているようです。
マーチのようなみすぼらしさはありませんから、普段使いのコンパクトカーとしては及第点と言えそうです。ドアを開けるとBピラー部にもブラックのステッカーが貼られていたのは偉い。
シルバー色のノートなんて、レンタカーみたいで自分じゃ絶対に選びませんがw


フロントグリルが良く見るとハニカムパターン。
ブルーバードSSSみたいでちょっと羨ましい。


一方の内装は、マーチ同様にダメ。
グレード差を明らかに付けようとしているし、そのアップデート方法が「上にピアノブラックのパーツを貼り付ける」というチープさ。


フロントドアにはトリムがあり、リアはプラむき出しな部分もケチ臭さを引き立てる。
90度に開くドアは進化したポイント。

ダッシュボード上の助手席エアバック切り込み線も消さないと、90年代の「助手席にもエアバックを標準装備しました!」と謳ったころからなにも進化してないですよ。
もう一度言いますが、僕がこの内装で毎日通勤するのは嫌なので乗りたくありません。
また、Dシェイプのステアリングも操作しにくいので中期型のシルフィと同形状のタイプが好みです。


ガソリン・スーパーチャージャー・e-POWERで3種類あるメーター。
ガソリン車用のシンプルな2眼式はとても見やすいですね。ラティオの上級グレードと同じですが、中央の燃料・水温計を含むディスプレイの基本デザインは2008年のキューブから来ており、ここにも古さが。
走行性能

2


ガソリン・スーパーチャージャー・e-POWERで構成される後期型でしたが、ガソリン車のHR12DEは79PSしかないんですよね。
スペック上は軽自動車に毛が生えた程度のモノで大丈夫かと気にしましたが、乗ってみれば普通に流れに乗れます。
スロットルのセッティングで青信号からの加速のピックアップはかなり強く、軽快なスタートを意識しているのが分かります。ただ、エンジン自体の伸びが無く、巡航速度で副変速機がハイギアに切り替わるのでレスポンスの良さが感じられるのは最初のうちだけですね。
また、70km/hくらいまでの巡航時にはエンジンが低回転を維持するためステアリングに3気筒の振動がブルブル伝わってきます。速度が上がったり、再加速で副変速機がローギアに入ると落ち着くので、回転数に由来する部分でしょう。燃費のために快適性を落すのは×。ヤリスハイブリッドの3気筒の方が良く出来ていましたし、マツダ2の4気筒は滑らかさで有利でした。
エンジンのフリクションがどうのとか、燃焼効率がどうのとか言っていないで、フィーリングに配慮して欲しかった。初代のHR15DEの方がずっと良いですね。


手引きのサイドブレーキ、ストレート式のシフトレバーとベーシックにまとめられていて、操作性は良好です。電動パーキングとか電制シフトとか要りませんから。
車体も5ナンバー枠で作られていて、狭い路地も入りやすく、取り回しも楽でした。


プラントコード「T」、追浜工場製というのが良いね。
シーリングの雑さがマイナス評価!
乗り心地

1


マーチと変わらず。
スポーティーな硬さというより、バンみたいな硬さです。
これ、使用しているVプラットフォームがそもそもコスト重視で部品点数減らしたり新興国で製造しやすい設計になっているからだと想像します。
だからVプラは避けていたのに・・・。

これより古いBプラットフォームを採用したモデルの方がずっとしなやかに走れますし、乗り味も上質です。

ライバルがより進化したプラットフォームを使っており、コンパクトカークラスの動的性能が飛躍的に向上している今、Vプラットフォームは戦えないと思ったのでしょう、現行型はCMF-Bになっていますよね。
積載性

4

初代ノートから続く美点、5ナンバー枠で広い室内というのは相変わらずです。
国内向けにティーダと統合したということもあって、車体も初代より長くなってより広々感があります。


この個体は27000円もするオプションのマルチラゲッジボードが付いていて、初代同様に2段トランクが出来ます。といっても、初代は標準装備だったし、下段のトランクも広かったのですけれどね・・・。
メリットはリアシートを倒しても高さがほぼフラットになるので、積載性が向上します。
燃費

2


JC08モード燃費が23.4km/Lに対し、14.7km/Lと物足りない印象。
アイドリングストップも若干作動していますが、バッテリーの劣化なのかあまり作動してくれず、アイストレスのシルフィより悪い(;'∀')

マニュアルエアコンのアイドリングストップ機構は協調制御がないので、あまり旨味がないかな?
真夏になれば不快感が高まるのも想像がつきます。

燃費はこれからも記録してチェックしていく必要がありそうです。
価格

4


車検新規2年、認定中古でコミコミ65万円なので文句は言えまい!

衝突軽減ブレーキや踏み間違い防止アシスト、アラウンドビューやインテリジェントルームミラーまで付いているのだからクルマ自体の出来は大目に見れますよ。
最後にもう一度、「自分じゃ絶対に選びません」
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