日産 マーチAK12の質問です。 メーターパネルが割れたのでヤフオクで落札し、 メーターパネルを外して装着しようとしたところ急用ができてメーターなしで 走行しました。

Question

しばらくするとクリープの速度しか出なくなりアクセルも空ぶかし状態になり、
コンビニに入りエンジンを切ったらバッテリー上がりでセルが回りませんでした。
ブースターでつなぎメーターも戻して問題は解決しましたが、
たかがメーターパネルを外しただけでそこまで車に影響あるものなのでしょうか？
ご回答宜しくお願い致します。

Answer 1

AK12と言う事は４速ATですね、ATコントロールユニットに車速信号が入力されなくなったため、３速固定のフェイルセイフモードに入ったものと思われます。ナビの取り付け要領書など見ると、純正などはスピードメーター裏から取ってたりします。おそらくAT本体から信号は取り出しているのでしょうが、マグネットとコイルを使ったセンサーでしょうから波形が今一つ美しくなくてメーターに一旦取り込み内部のマイコンで車速表示するのと同時に美しい矩形波形に加工しなおしてエンジンやATのコントロールユニットに車速信号を供給しているものと思われます。又、AK12以降になるとCAN通信と言ってコントロールユニット同士もデータリンクしてますので、運転状況を拾う要がメーターになりますから、たかがメーターとは考えない方が良いです。最新の車ではちょっとしたアクセサリーのつもりで得体のしれないものを配線に割り込ませたりすると、CAN通信エラーと判断され不気味な現象が現れたりしますので気をつけましょう。（例、ちょっとイルミを付けようと、テスターで都合のよさそうな線にLEDを割り込ませたら、エンジンがかからなくなって、キーオンでACがOFFなのにコンデンサーファンが全開で回り続ける、マニュアルによればこの不気味な現象が故障系統を示す動作なので、これ以外にもありますが、この事を知らずに手を出すとドツボにはまる）
ノーチャージはAK12では特別ECUで充電量をコントロールしない従来型の充電系統ですが、チャージランプは廃止されています。チャージランプの代わりにランプチェック機構を利用してますので、キーオンで一旦警告ランプがすべて点灯してエンジンがかかると消えるようなっています。このランプを光らせる電流の末端がオルタネータのレギュレーターに繋がっていて、エンジン始動前の準備段階のローターコイルの最初の電力となっているため、ここに電圧がかからないとエンジンがかかっても永久に発電が始まらないのです、通常はエンジンがかかると発電が始まり警告ランプの両端がプラスとなるので消灯する仕組みです。（話を簡単にするためランプチェックリレーのはなしは省いてます）なので質問主さんの車はノーチャージとなったのです。

質問者からのお礼コメント

とても分かりやすく勉強になりました。
ありがとうございます。