日産 リーフ 「リーフe＋」のユーザーレビュー

リーフe＋

2019.11.4

総評

はっきり言いますが、電気とガソリンの違いにきちんとしたメリットが見えない方は買わない方がいいでしょう。

使用環境や乗車距離によりますが、家で充電してしまうとガソリンと変わらない位の料金が掛かります。

日産カードありきですが、前車と比較して自分は週に7000円の経済的効果があります。

速くて低燃費なガソリン車などありませんが電気なら可能です。それが購入動機の全てです。

FF車で、豪雪地帯のプロパイロットの安全性をどう思うかも含めて必要な物だけつけた方が良いと思います。(北海道在住で自分は全て外しました)

経済的効果を差し引いても販売価格が高く、内装や外装には素人目にも分かるコストダウンの痕があり、他人に安易に勧められる車では無いです。

これからの時代の車なので既存の車にかかるコストとは比較にならないのは分かるが、それを1台ずつの販売台数に直接乗せただけの貧祖な車になっています。せっかく他社に先駆けているのにこのクオリティではすぐに追い越されてしまいそうで怖いですね。

追記

日産カードの充電に掛かる費用が変わるようです。唯一のメリットが薄くなりこれからのリーフがより一層心配になりますね。

それと、500万近く出して棒アンテナかよ！と思っていたのですが、シャークアンテナがやっと標準化される様です。

その他諸々ある様ですがやはりゼロリフト等先進の機能を搭載しても目に見えるその他装備で遅れていては意味がないと思うのは自分だけでしょうか？

ガンバレ！技術の日産！

満足している点

〇ガソリン価格に踊らされない事
〇電気だといくら使ってもいいの？な加速力。
〇乗車空間を犠牲にしたラゲッジスペース。(キャンプ道具が全て入る)
〇精悍なフロントマスク。
〇他と被らないという個性。

不満な点

✕フロントに比べてまとまりのないリアデザイン。
✕プロパイロットが豪雪地方での危険＆使用不可能な可能性がある。
✕乗車空間の割にはラゲッジスペースが広く、後席に男性が乗るには辛い。
✕収納やコンビニフック等の快適装備が無いに等しく、車内に物が散乱しがち。
✕ＥＴＣを入れているだけでドアオープン時にピーピーうるさくなるくせにドアオープンのまま静かに発進出来てしまう矛盾。
✕グレードに関係なく内装の基本が安っぽく、取ってつけたような革もインテリアとしての統一感に欠ける。
✕普通すぎる！もう少し未来感が欲しい。
✕過剰なコストダウンでユーザーがこの車にいくら払っているのか忘れている。

デザイン

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走行性能

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車好きな人は嫌いでしょうね。クニャクニャの足にグリグリ軽く回るハンドル、制御だらけのアクセル。しかし、滑る様な滑らかな加速感だけは、それだけは未来を感じます。

降雪＆凍結したので追記します。

北海道では圧雪前のこの時期が1番過酷な凍結路面になりやすいのですが、周りに合わせた速度で、勾配が急な坂道発進以外は問題ありません。ワンペダルとコーナーリングスタビリティ？が冬道でいい仕事をしているようです。

とにかく冬のFFは信号からのスタートが苦手なので、スタートダッシュは圧倒的に4WDのほうが上です。FFはFFであると言う事を忘れなければスケートリンクの様な状態でも走れています。

乗り心地

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上記の通りの足なので、静かで滑らかです。

積載性

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ラゲッジスペースが無駄に広いので、家族3人キャンプ道具満載でキャンプに行くことが出来ます。

シートアレンジが無いし、後席を前に倒してもラゲッジとの間にかなりの段差が有るので車中泊は向かない車だと思います。

燃費

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リーフは峠や、高速走行が苦手です。みるみるうちに減りますね。逆に渋滞や、信号の多い都市部ならかなり走ります。

下り坂で回生すると言いますが渋滞の先頭になるでしょう。軽快なリーフのCMとはかけ離れた運転になります。

しかし、峠道でナビではたどり着けないと言われた充電スポットまで回生で距離を伸ばして生き延びた事があります。そんなことも出来る車だと付け加えておきます。

価格

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故障経験

3年乗ってeペダルシステムエラーが出ました。eペダル搭載車でチラホラ聞く話ですが、リーフ乗りは停車までブレーキを踏まずに運転することが多く、減速中に急にブレーキが抜けると当然追突してしまいます。ハッキリと答えてくれませんでしたが対策部品もあるようで部品交換対応だそうです。eペダルはブレーキシステムです。コレが効かないという事はブレーキが効かない事と同じで、急に切れると最近流行りの踏み間違いも起こってしまいます。eペダルを切れば走れるでしょうと言う日産の意識の低さが残念です。