日産アリアですが、急速充電が46kWに制限される問題があったそうですね。 その問題に対して修正ソフトをアップデートしたそうですが、今度は40kWに制限されるようになったとの事です。

Question

自動車工学や、EVに詳しい方！
ソフトウェアアップデートで、あえて更に低い充電出力に制限する理由って何だと思われますか！？

【46kW問題】日産アリアに「46kW問題解決プログラム」を入れたらとんでもない事になってしまった。。
https://www.youtube.com/watch?v=VQ7I1mysyIY

Answer 1

主な理由は、バッテリー保護だと思います。
車両火災のリスクを減らす目的もあると思います。

電気自動車（アリア）に限ったことではありませんが、バッテリーは大きな電力で充電するほど発熱します。
バッテリーは異常発熱すると、寿命が大幅に短くなります。
急速充電できても寿命が短くなって、100万円近くする高価なバッテリーが痛んでしまったら本末転倒です。

急速充電するには、その発熱を抑えるための冷却が必須です。
電気自動車の充電中は、エアコン（冷房）の能力を使ってバッテリーを冷やす仕組みの電気自動車が多いと思いますが、その冷却能力が発熱量に対して追いつかなければ、バッテリーは痛んでしまいます。
気温が高い夏になれば、なおさらです。

そのため、やむを得ず充電時の電力を減らして、発熱量を抑えなければなりません。
そうすることでバッテリーの寿命を延ばし、車両火災などの事故も未然に防ぎやすくなります。

結果的に、不便な電気自動車は買わないほうがいい、やむを得ず電気自動車が必要なら、自宅充電だけで帰ってこれる範囲で使うことが前提です。
外出先で充電が必要になるほど遠出する人が、電気自動車を買うことが間違っています。

Answer 2

既に８０％も充電済みの車に急速充電するというのは、腹八分目の体に大量の食べ物を口に流し込むのと同じです。急速であろうとなかろうと、体を保護する作用が働き、少量ずつしか充電できません。私のアリアはいつも腹ペコですから、しっかり充電してくれますよ！充電率２０％くらいの状態で再度チャレンジすることを勧めます！