ビスカスカップリング式の4WDについて 加減速やコーナー中は回転差が発生していますが４WDになっていたらシリコンオイル燃えちゃいますか？ ４WDになっていない時は直線でアクセル一定のときぐらいなの？

Question

アクセル踏んだら後輪にもトルクつたわりますか？
回転差が生じ無いこと自体無いです。
実際には回転差の大きさの範囲があるわけでしょうけど。

補足

よく思い出してみると、雨の日高速でコーナーを走る時にリヤの動きが怖いなって思うことがありました。 その時が４WDになっている時でその他はなっていないと過程するとなっとくします。

Answer 1

つい先日までビスカスカップリング4WDの四駆(パジェロイオ)に乗っていました。

ビスカス4WDで加速やコーナリングしても全く問題ないはずです。
と言うかコーナリングでギクシャクしないために前後輪の回転差を吸収しつつ
前後に駆動力を分配してやるためのビスカスです。

自分はパジェロイオでジムカーナもやっていましたが、
一日でタイヤを一本潰すほど走ってもビスカスカップリングや
4WDシステムには問題は発生しませんでした。
（換わりにミッションとデフのブリーザからオイルを噴きましたがｗ）

ビスカスカップリングは
シリコンオイルで満たされたケースの中に僅かな隙間を
待たせたクラッチ板が入っているのはご存知と思います。

通常はそのクラッチ板の間のシリコンオイルの”引きずり”でトルクを伝えています。
質問者さんの車はFFベースでしょうか？
だとすると、回転差の生じない直進状態でも、
前：後 7：3程度のトルク分配になっていると思われます。
（設計思想で変わります）

ビスカスカップリングの伝達トルクは
前後の回転差が大きくなるほど増える性質がありますが、
一般道のコーナリングや加速程度でギクシャクするほど
伝達トルクが増えることはまずありません。

雪道や泥濘地でスタックして、
前後どちらかのタイヤだけの空回しを続けるとビスカスカップリングが過熱し、
中のシリコンオイルが膨張する事でクラッチ板が押し付けられ、
前後の回転差がロックされます。（ハンプ状態と言います）

内部のシリコンオイルが燃えることがあるとすれば、
スタックして片輪ロックのままずっとアクスルを踏み続けるとか、
かなり異常な事をしたときのみです。

4WDにすると雨の日の高速コーナーが怖くなるとのことですが、
自分の経験上その状況でビスカス4WDなら
安定性が増す事はあっても不安定になる事は考えにくいです。
もしかして前後のでサイズや仕様の違うタイヤ（スタッドレスとノーマルとか）
を履いていないでしょうか？
何かビスカスカップリング以外の原因があるような気がします。

PS,お乗りの車種や仕様が分かればもっと詳しい回答が得られると思いますよ。

質問者からのお礼コメント

お二人さん解答有難うございます。二人の解答でも食い違いがあり？です。keiは通勤用なので後回しにしています。
やっぱりFFベースですが常時後輪にも少ないながらトルクが伝わっていると言うことでしょうか。
四駆ではないですがドリフトやサーキットなど走ることが多いためリヤの動きに過敏になっているかもしれません。
一般道の速度域を超えたコーナー進入のときです。突っ込まないで欲しいです。
全タイヤ同サイズです。

Answer 2

厳密にいえば、前後の回転数差は常にあります。
常に、ぴったり完璧に同じ回転数ってことはまずありませんが、その程度の回転数差では動作しません。

通常の走行では動作していませんよ。
アクセル踏もうが、ブレーキ踏もうが、駆動輪側と非駆動輪側の回転数差が大きくなければ動作しません。

急加速して、駆動輪側がホイールスピンして空転するような状態であれば、非駆動輪側にも動力は伝わりますけどね。
しかし、ビスカス式だと、多少のタイムラグがありますので、どこぞのスポーツカーのようなかっこいいドラッグスタートが出来るわけではありません。


通常走行で4WDになることはほぼ無い。
雪道とか泥やぬかるみでスタックして空転でもしない限り4WDにはなりません。