2006年1月
■2006年1月
本格的なオフロード4WDであるパジェロと、軽自動車のパジェロミニの中間に位置し、街乗りにも似合うSUVとしてパジェロioが発売されたのは平成10年6月。最初に3ドア車が発売され、ロングボディバージョンの5ドア車はやや遅れて同年8月からの発売となり、後に3ドアモデルが廃止されて現在は5ドアモデルのみとなっている。「本格的な走行性能と手軽で扱いやすいボディサイズ」をコンセプトに、そのスタイルはパジェロのアイデンティティを感じさせるもので、ロー&ワイドの安定感のあるフォルムが特徴。ボディは扱いやすい5ナンバーサイズとし、コンパクトながら広いキャビンスペースとラゲッジスペースを確保している。搭載エンジンも変遷を遂げてきたが、現在は直列4気筒1.8リッターのSOHCと直列4気筒2.0リッターのGDI仕様DOHCの2機種。4WDシステムは1.8リッターがフルタイム4WDで、2.0リッターはスーパーセレクト4WD-iとなる。安全面ではデュアルSRSエアバッグ、ABS、セーフティ機構付パワーウィンドなどが全車標準装備される。2006年1月のマイナーチェンジでは、グレードを整理してシンプルなバリエーションとすると同時に、メッキパーツなどによって外観のクォリティアップを図ったほか、全車に撥水シートやUV&ヒートプロテクトガラス、フォグランプ、スペアタイヤケースなどを装備して買い得感を高めている。