スバルの水平対向エンジン、４ＷＤ技術、衝突防止技術は他社より優れているの？

Question

４ＷＤ技術はメーカーによって名称が違い比較しにくいと思っています。
悪路の走破性はスバルがトップクラスなのでしょうか？
アイサイトもトップクラスなのですか？

Answer 1

◎スバルの水平対向エンジン

現存するメーカーではスバル以外にはポルシェしかありませんが、ポルシェは水平対向エンジン以外のエンジンも扱っており、車種に応じて使い分けております。ポルシェは水平対向エンジンをリアに搭載し、高回転高出力の利点を活かしてスポーツモデル向けに生産しております。
スバルは量販車種にもこの水平対向エンジンを展開しており(と言うか水平対向エンジンしかない)、特に日本の道路事情ではこのエンジンの高回転高出力のメリットが活かしにくいです。海外で売れているのは、このエンジンのメリットを活かせる環境が多い為です。

また、水平対向エンジンは、直型やV型に比べてエンジン本体の重心が低く、左右の重量バランスや回転バランスにも優れている為、低重心で安定性が高く、振動も少ないと言ったメリットがあります。
但し、エンジンの下回りにはオイルパンなどを配置しなければいけませんし、スバルではFFベースのAWDやターボを搭載する関係上、この重心の低さを活かし切れないのです。ですが、86／BRZが理想のエンジンマウントにできたのは、この水平対向エンジンがあったからだとトヨタの企画陣は話しておりますので、一概に低重心が虚構の産物と言う訳ではありません。あくまで現代では直型やV型エンジンでも低重心化が技術により可能となってきたと言うことです。

水平対向エンジンは高回転高出力でありますので、高速道路などでは割とカタログ燃費を超える数値を叩き出すことが多く、やはりグランドツアラー向けと言えます。反対に、街乗りメインの使い方では、燃費も水準並みでトルクも大したことはないのと、あまり利点はありません。
昨今のFA／FB型エンジンは、EJ型に比べるとロングストローク化されており、より日常域でも扱いやすくなりました。とは言え、それでもシリンダーはスクエア形状にするのが精一杯ですので、直型に比べればショートストローク型、高回転型と言えます。最近は電動化技術により、弱点の低速域をモーターでアシストすることで、全域フラットトルクのe-BOXERが登場しましたが、水平対向エンジンの優位性を保つには、モーターやターボなどのアシスト技術が不可欠になってくると思われます。


◎スバルの4WD技術

スバルの4WDは、シンメトリカルAWDを中核にしたもので、低重心よりも左右の重量バランスに優れたものです。他社からの優位性としては、その素性の良さから電子制御系デバイスに過度に頼らなくとも安定した全輪駆動走行が可能であることです。
下の回答者様で、この電子制御系では三菱のS-AWCの足元にも及ばないような発言がありましたが、それは正解ではあるものの、そもそもが電子制御系でガチガチに固める必要がないのが、シンメトリカルAWDのメリットでもあります。

とは言え、スバルでは車種別に制御方式の違うAWDを用意しております。

①ビスカスLSDセンターデフ式AWD
ビスカス式にLSDとセンターデフを組み込んだ機械式のメカニカルAWD
②VTD-AWD
高速走行からスポーツ走行までカバーする、AT車用の電子制御式AWD
③DCCD式AWD
スポーツ走行に特化した、メカニカル+電子制御式AWD
④アクティブトルクスプリットAWD
4輪のトルク配分をリアルタイムで制御可能な電子制御式AWD

スバルのAWDは、WRX以外はオンロード、ツアラー向けと思われがちですが、④にXモードが追加されてからは、悪路走破性も飛躍的に向上しました。
これは、4輪へのトルク配分やVDCなどを超ローギアード状態にして、デフロックに近い状況を作り出すことで走破性を極限まで高めたものです。本格クロカンのパジェロには及びませんが、少なくともアウトランダー以上の踏破性能を生み出すことができます。

結論から言えば、優れている方ではないかと言えます。


◎スバルの衝突防止技術
◎アイサイト

これは、一昔前なら優れていると言えましたが、現在では技術の進歩により各社センシング機能は目覚しい向上を果たしています。ですので、スバルのアイサイトには技術的な優位性は無くなったと思います。
但し、スバルには過去ADA時代からの膨大な蓄積データがあり、アイサイトの制御パターンにはそれらの実績に伴う裏付けがありますので、単純な技術的優位性だけではなく、実地性能も踏まえればまだまだトップクラスであることには変わりはないと思います。

但し、経年による実績により他社のセンシング機能の実地性能も間違いなく向上してきますので、現状のVer.3セーフティプラスやツーリングアシストのままでは追い抜かれることは必至です。
次世代型Ver.4には、様々な憶測や期待が出ていますが、現在のデュアルカメラ式にようやくミリ波レーダーを組み合わせるなどの展望もあります。

スバルは過去より、安全性能には力を入れてきたメーカーです。
例えば、エアバッグそのものはホンダが先駆けとなりましたが、標準装備化はスバルが先駆けとなりました。そのほか、細かい安全機能も他社にはなくてスバルにはあったものも過去存在します。現在のではエンジンフードへのエアバッグの標準装備などあります。
アイサイトばかりが目立ちますが、そのアイサイトも、装備価格も抑えて、現在は標準装備化されるようになってきたのもスバルの功績は大きいです。


◎悪路の走破性

残念ながら、スバルがトップではありません。ただ、Xモードの登場でトップクラスの仲間入りはできたのではないかと思います。

Answer 2

アイサイトは、過去は良かったけど
進化出来なかったから過去の遺物
水平対向エンジン、これも別に凄くも何ともない
一部のマニア向け、発展性に欠ける

四駆性能、取り立ててスバルがって言うほどでは無い

全てが優れものならもっと大きな会社になれるだろう
スバル好きが好む会社

Answer 3

・水平対向エンジン
このエンジン自体が珍しい物なので普通のレシプロと比較するしか無いのですが、特段優れている点は現時点ではほとんど有りません

昔スバルがこのエンジンについてのメリットてして上げていたのは低重心ですが4WDの場合はどうしても搭載位置は上げなくてはいけない為にメーカーが言う程低重心にはなっていない現実があります
また燃費が比較的悪いのも特徴ですね、また平べったいエンジンですからフロントサスペンションの構造自体に制約がかかってしまうのはかなりマイナス要素です

・4WDだけの技術を言ったら三菱が世界一です‼️^_^;
三菱の特徴は何とその車種ごとに違う4WDのシステムを搭載している点にありますから、他のメーカーは同じシステムを入れるのが一般的ですね、スバルは昔からの古典的な機械式4WDにやっと電子デバイスを入れてきました…三菱と10年以上遅れてはいます

・衝突安全システムはアイサイトが出来た時点では優れていましたが既に過去の物となりました…しかしアイサイトが安全システムを広げた功績はあります！
ただしアイサイトはスバルの産んだ技術では無くて日立が作ったシステムですから勘違いしている方も多いです、またスバルはコストダウン断行でこの日立製のシステムをもはや使いません！
今安全システムは他の色々な会社でこぞって研究されていますから、他社と同様のシステムが組み込まれます

・4WDの技術名称が解りにくい！比較し難い

確かに色々あって解りにくいですが、大きくは分けられます
ジムニーのような普段はFRでシフトで4WDにするタイプをパートタイム4WDと言いますいわゆる直結4WDで悪路には一番強い方式です‼️、いわゆる生活四駆と言われるのがビスカスカップリング式で一番普及率が高く一般的です、ランエボなどの4WDは電子制御スポーツ4WDで速く旋回させる為にセンターデフを搭載しているのが特徴ですね、さらには三菱の凄いところは4輪全てのタイヤのトルクをコントロールしている点です他社でこんなシステム有りませんよ‼️
似た様なトルク配分システムがあるのはホンダ程度です、これはレジェンドに搭載されています！

・悪路走破性について
悪路と言っても色々あるでしょうがオフロード、山の険しいガレ場、川などに強いのはラングラーかジムニーが一番強いです‼️
コレは上にも書きましたが4WDの方式が一番悪路に強いのが直結式だからです‼️しかし直進力が強い為カーブが曲がり辛い欠点もあります、さらに雪道ではセンターデフを持たない為運転が下手だとスピンする可能性があります

スバルの4WDは悪路にはそれほど強くは有りませんよ、しかし圧雪した雪道はランエボ同様に強く速く走る事は出来ます‼️

⭐️4WDと言ってもそれぞれに得意不得意がありそのシーンに合わせた方式を選ぶ事が大切ですね！
・雪道の国道を速く走るならスバルでも可能ですが本格的な悪路には対応していません、4WDですがそれなりに速く曲がる事も出来ます
・悪路、酷道を走るならラングラーやジムニーが一番強いですね、しかし圧雪路には弱く4WDに切り替えると曲がり難くなります、その為副変速機を搭載しておりローとハイを選べます

・アイサイトはトップクラスか？
技術変化は凄まじく今現在でアイサイトはトップクラスではありません

Answer 4

スバルが水平対向エンジンに拘る理由はよく分かりません。
４ＷＤ技術はアメリカでのテスト（名称など詳しくは忘れましたが）でトップクラスでした。

Answer 5

国産トップメーカーです。
他社はコスト重視で直４を採用しますが、スバルだけは性能重視です。低くレイアウト出来るので、衝突時エンジンを下に落とす事が出来ます。そのため重量物がキャビンを直撃する事を防ぐ事が出来るので、安全評価は全て最高ランクです。
ＡＷＤの性能はＷＲＣ３連覇を含む輝かしい成績で証明済みです。世界で最も早く走れる車です。今尚販売され性能も上り続けていますし。
アイサイトもトップを走り続けてきましたね。国産では最も早く取入れ技術を磨き業界をリードしてきました。

Answer 6

エンジンは唯一と言う意味では
頑張っていると思います。

他のエンジンと比べた場合は
燃費が悪い、整備性が悪い、
言うほど重心が低くない
オーバーハング重量が重い
低回転域が苦手
などなど欠点が多いです。

美点は左右対称の重心が均等
振動が少ない
高回転高出力

4WD技術は機械的な
方法で優れていると思います
悪路走破性は高いと思います。

ですが電子制御面では遅れて
いる方だと思います。
三菱のS-AWCには
全く追い付いていません。

安全サポート技術は
ネットで性能テストを
見る限りでは
トップクラスだと思います。

Answer 7

四駆はアウディのクワトロが先駆けですが、日本のラリーは三菱のランサーが有名でした。

Answer 8

えー、三菱の方が上じゃね？