三菱、クライスラー、現代自動車、共同開発のワールドエンジンについて質問です。 当方CW5W型のアウトランダーに乗っているのですが、 車載エンジンが三社共同作成ということをつい最近知りました。

Question

というのも知り合いがジープ、パトリオットに乗っており
よくよく調べたらエンジンベースがほぼ一緒との事。

実際エンジンをまじまじと見たわけでは無いので確定的なことはわからないのですが、
数値的にはシリンダー内径やストローク比、圧縮比などの内燃系は数値が同じでした。
最大出力まで同じだったのでいよいよ同じエンジンを積んでいるのか？と思いきや
最大トルク値が多少クライスラーのB型エンジンの方が高回転仕様なのかな？
程度の違いがありました。

何故このような疑問を持ったのかと申しますと
日本車のアウトランダーは指定燃料がレギュラー
ジープ、パトリオットは指定燃料がハイオクなんです。

マッピングで最大トルクを調整しているように思うのですが、
結果から高回転まで回し、最大車載に近いような乗り方では
ハイオクを入れた方がエンジンにやさしいのでしょうか？

それとも日本での使用でハイオクはオーバースペックなのでしょうか？
でもそれを言ったらパトリオットにレギュラー入れても変わらないってことですよね。
そもそも圧縮比同じなのになぜ違いがあるのかわかりません。
オイルの粘度も0ｗ-20で同じですし・・・。

車の主な使用目的がキャンプや釣りがメインなので
高速で遠出、キャンプ用品や釣りのクーラーボックスは
かなりの重量になります。

もやもや感が拭えないので詳しい方がおりましたら、
ご教授いただけましたら幸いです。

宜しくお願いします。

Answer 1

レギュラー仕様なら大して変わりません。もちろんハイオクによるメリットが皆無とは言えませんが、エンジンに優しいなどというのはまた別問題です。

そもそもパトリオットがハイオク指定というのも微妙な所で、アメリカ本国での指定燃料はもっともオクタン価の低いAKI87（レギュラー）です。RONだと91程度とされますので国内で流通しているレギュラーと殆ど差はないとも言えます。確かにJIS規格ではレギュラーはRON89以上なので場合によってはAKI87を満たせない可能性はあります。しかし同じワールドエンジンのパトリオットの2.0Lモデルなどはアメリカでは同じくAKI87指定ですが国内でもレギュラー指定です。もちろん2.4Lの制御が異なる可能性はありますが、非常に微妙なラインな気がします。

更に言えばワールドエンジンと言っても大枠（ボアストローク等）が共通なだけで細かい部分は各メーカーで異なりますし、制御面も異なってきますのであまり比較しても意味がない事も多いです。

もっともガソリンが高騰して相対的な価格差が縮まっていますので気になるならばハイオクを使われても良いでしょう。