アウトランダーphEVの70キロ以上走行時のエンジン駆動について。

Question

この状態だとffになるのでしょうか? 4輪駆動で走らすためには4WDデフロックをすればよろしいのでしょうか?

高速道路を走る時、特に雨の時ですが私は好んで4WDデフロックをします。理屈的には合っていますか?それとも間違ってますか?

Answer 1

２０１５年後期型です。 直近のモデルは排気量を大きくしてEVでなるべく走行するようなプログラムになっています。

当方の経験で言うなら、１２０㎞/hまではEVだけでも走れます。
条件はバッテリーに十分な残量が確保されていること、アクセル開度が大きくしないでバッテリーからの給電だけでAＷＤ走行ができる場合となります。

逆に言うなら、バッテリー残量が少なくて、エンジンが発電し始めると、ご質問の様に70㎞/h以上で車が効率が良い走行にエンジン走行も含めて選択します。
70㎞/h付近だとトランスミッションをもっていないため、トップギアのみですから、エンジンはストール直前の回転数のはず。

従って、モニターを見る限りでは発電に回す余力がなく、エンジンでFF走行の方を選択します。そこから加速してエンジン回転数が上がってくると、低負荷時にはFF走行＋チャージしながら、さらに高速域では①FF走行＋②チャージ＋③モーター駆動をすべて入れたり①と③とか色々使い分けています。

２年まで台風の最中、新東名高速で愛知から東京まで日帰り出張したとき、路面がある程度冠水状態。

4WDLOCKしないで走行すると、FFメインにモーターがAWDでスリップを感知しながら適宜安定走行をしているようです。

基本はほぼ4WDLOCKしないでもモーター駆動瞬時に入ってAWD走行になるので
4WDLOCKは５年１１万キロ走行中に２回のみ。
１回は大雪の中でスタックしそうになったとき。もう一回はリアの片方を溝に落とし掛けたとき、4WDLOCKで這い上がってきました。

4WDLOCKは燃費も悪化するので、私はしません。
ガソリン＋トランスミッション車のLTDのような感じでお使いのようですが、モーターは応答が瞬時なので、車に任せて大丈夫かと。
確かに前述の台風の最中では、大きな水たまりは4WDLOCKしておくとそのまま難なく突破していきます。
安全マージンが高くなっているのですが、それは逆に言うと、タイヤの限界を使い切ること。
破綻し始めたときに怖いので、私はスリップコントロールが入るのを確認して走ります。
スキーは毎週のように行っていましたが、スキー場近くの田んぼで仰向けにひっくり返っているのは、大抵ランクルのような4WDLOCK機構付きのクロカン車。
所詮タイヤの限界は超えられない。

それとトルクベクタリングも装備されているので、車に曲がりたいのか止まりたいのか直進したいのか意思を明確にしてあげるとあとはセンサーとプログラムが適切にコントロールしてくれます。
本当に走行安定性が破綻しにくい運転がうまくなったと勘違いさせる優れものです。

高速に乗ったらチャージモードで７０％以上の充電量を確保しておくと車がモーターを使おうとしたときに色々できるので、チャージモード セーブモードでバッテリー残量を確保しておくのがコツと言えばその程度です。

質問者からのお礼コメント

ご回答ありがとうございます。丁寧なご説明により大変よくわかりました。

Answer 2

ＥＶモードを選択すればＥＶ走行のまま走れる。
バッテリー残量が少なくなって強制的にエンジンが始動してしまうとモーター走行にならないはずだからドライブモードをロック指定しても4ｗｄにはならないと思う。

強制的にエンジン走行にならない様にチャージモードを使ってバッテリー残量に余裕を持たせておく必要が有る。

ウエット路程度ならドライブモードはノーマルで十分と言うよりノーマルがいい。