初代アウトランダーの購入を検討していますが三菱の塗装は悪くないですか？前オーナーの管理状態にもよると思いますが年式が古いので塗装の劣化が気になります。

Answer 1

２０１５年後期型（顔が変わってから）を乗っています。
初めての三菱車ですが、長年トヨタ車に乗ってきましたけど、最近の部品メーカーはトヨタ系がかなり入り込んでいる現状です。
設備も含めて。
部品の劣化も何の遜色も無いです。
ガラスコートをしている為も有るでしょうけど、部品の劣化も満足いくものです。
と言うことは、耐久性能試験規格がしっかりしている証拠だと見ています。
トヨタの社内規格はダントツですけど。

何年前の車ですか。

塗膜は何層も重ね塗りされています。
一番弱いのは最近流行のクリヤーコート部分でここを厚くするとボテッとしてしまうため、自動洗車機を通している車はどのメーカーに限らず耐久性は落ちているはず。
露天駐車も厳しい。塗膜は紫外線劣化で高分子が分断されて破壊されていきますから。
クリヤー層とそのしたのソリッド色層間で剥離する事が多い。
巷で見ていると、そういう禿げ車はホンダ車､マツダ車が多いように見受けます。
ホンダの地元なのでそう感じるのかも知れませんし、そのメーカーは固定ファンが多いので低年式車が多いためかも。三菱の地元でもあるので、結構三菱車も見かけるのですが、記憶に無い（目にとまらないだけかも）。

昔のことですけど、塗膜耐久性試験を模索していた時期があり、その中で結構厳しい条件を某社と相談していたのですが、雨が降った直後の炎天。
促進劣化試験機はサンシャインカーボンウエザ・オ・メータを使うことが多いですが、これはその条件をほぼトレースしています。これの何時間試験分が実車何年に相当するってデータを相談していました。
その経験ではヤッパ雨と太陽光と熱が分子の分断に影響有りとしました。

それと、塗装の色ですね。耐久性の高いのはチタンで発色させているソリッドホワイト。ブラックは最低。その次はメタリック色。
低年式車を選択するなら、ソリッドホワイトをお勧めします。