現行GRF WRX STI Aライン の馬力、トルクについて

Question

Aライン（オートマ）は排気量が2500ｃｃにもかかわらず、
300ps、35.7kg/mと、2000ｃｃ（6MT）の308ps、43.0kg/mより
カタログ上はかなり低く抑えられていますが、実測値はもっと出ているのでしょうか。

もしくは、小耳にはさんだのですが、ATへの負担を軽減するため、
コンピューターセッティングにより低く抑えられており、
セッティングを変更すればかなり近い値になるのでしょうか。

ご回答をお待ちしております。

（なお、競合車種である現行EVOⅩはAT６速（ツインクラッチ）、MT５速で
全く同じ馬力、トルクとのことです）

補足

早速のご回答を頂き、ありがとうございます。 補足ですが、某ショップのホームページを見ていると、 ブースト圧、吸排気系、コンピューターマッピングの変更だけで 簡単に300ps超、トルク40数kgという勇ましい内容を見て、 「やはり2500というだけあって、チューン次第なのか」 と思いましたが、「車体が同じだけで、他は別物」ということだったのでしょうか。

Answer 1

---補足に対する追記---
ECUの初期セッティングは新車販売の許可を取るためと絶対に壊れないようにということで、大きく安全マージンがとってあり性能も抑えられています。
そのため、車検に通るレベルで現車合わせのECUチューンをしてもその程度のパワーアップは十分にのぞめます。
※吸排気系までやってやれば尚更です。

ただ、それは2000ccでも同様です。
参考に…スピードリミッターのみカットしたフルノーマルのGDB後期(290PS、40.1kg/m)をECUチューンで331PS、45.0kg/mにアップさせられるという結果が出ています。
改良型の3世代目ならもっといくでしょう。よって、同じようなチューンを施せば多少差が埋まるかもしれませんが、2000ccとの差はしっかりとでます。
-----------------------------
実測値は誤差はあってもカタログ値と大して変わりません。

WRX STIは(スペックCでなくても)競技車両作製耐えられるように設計されており、競技利用する上でのレギュレーションも考慮してパーツも装備されています。
そのためエンジンパーツの強度にも配慮されて設計されています。

しかし、3世代目のA_LineはレガシィよりはスポーティーでWRX STIよりはファミリー志向な車種なので競技利用は想定していません。
そのため、エンジンパーツの強度も2000ccほど高くありませんし、標準装着されているパーツも(ブレーキ:ブレンボ4ポットはOP扱いとして2ポットへ、ターボ:ツインスクロールシングルターボからシングルスクロールシングルターボ へ)のように利用を公道のみに絞りデ・チューンされています。

よって、デ・チューンとパーツ強度への配慮により若干控え目にセッティングした結果…最大トルクを発生させるEg回転数も変化し、最大トルクもダウンしています。※ほぼ・チューンの影響

ついでにいうなら、プレミアムスポーツ志向へ方向性を変えたとはいえランエボⅩはWRX STIの競合といえますが、ファミリーカー向けへのデ・チューンであるA_Lineは競合とは言えません。

質問者からのお礼コメント

ATとDCTを一緒くたにしていたため、分かりにくかったようです。
ご回答ありがとうございました。