GVB・GRB・VABのエンジンって壊れやすいのでしょうか？

Question

棚落ち・メタルブローというのを結構耳にします。

Answer 1

GRBの競技車とVABの普段乗りで使ってます。
まず、メタルブローは、EJ20搭載機の全てに起こりえます。ただ、GR、GV、VAから、冷却系が大幅にデチューンされているため、大体、純正EGで15万k付近が限界といわれ、原因はクランクメタルの油膜切れなんですが、3000k毎にちゃんとしたオイルに交換してれば、純正仕様なら保つと思います。ただ、プチカスタム車両のほとんどの個体が強化ラジエター（または、GDBFラジエター）やオイルクーラーなどの冷却系を強化して油温を安定させずに、簡易書き換え系（フ○ッシ○エデ○ターなど）の変なブーストアップしてたりするので、こうなると7万kとかでも起きることがあります。
次に、棚落ちブローは、所謂、ピストンリングの吹き抜けなどで、GRBのAB前期型はピストンの設計不良で純正状態でも起きやすい傾向があります。（なので前期のGRBは中古価格が安い。）GRBのBスペックC以降は、ピストンが改善されてるので、主にハイブーストでブーコンかソレノイドで対策せず、オーバーシュートとか連発してると起こるもので、これには吸気や冷却系も関係し、特に毒キノコエアクリーナーに交換して、燃調を弄らずに使ってると高頻度で起きやすくなります。
要するに、EJはちゃんと色々対策した後に、馬力チューンしないと壊れやすいEGなのですが、その割に簡易なブーストアップパーツが最初の入門用のように紹介され、出回ってます。このため、安易に手をだして寿命が激縮してる個体が溢れてしまい、また比較対象が全然壊れないランエボとかなので、壊れやすいと言われているのです。
また、GR、GV、VAともすでに生産終了してるので、中古個体の購入を考えると、完全純正状態だったものか、純正戻し車、中途半端なカスタム車、完全なカスタム車のどれかになるのですが、純正か純正戻しなのかはほぼ分かりません。
こうなると、車の特性上、カスタムせず、ほとんどアクセル踏まず、オイル交換だけはちゃんとしてたみたいな個体はほぼ存在しないので、距離や年式に関わらずハズレ車両をひくと、夏場に購入→アクセル全開→一回でメタルブローも普通に起こりえます。
もし、現在所有しているなら、3000k毎でのオイル管理と10万k付近でのブロー前にOH（60万位〜）、購入を考えておられるなら、GRのAB型は避けて、その上で必ず資金として100万は余力を残しての購入をお薦めします。

質問者からのお礼コメント

ありがとうございます。
現在の愛車をもう少し乗り続けようと思いました。
色々と参考になりました！

Answer 2

いや、自分の周りでは壊れてる人は1人も居ませんよ？
実馬力400psオーバーまで上げてても全く問題無しです。
その代わり、オイル管理はちゃんとしていますね。

まあ、ノーマル車両でオイル管理を怠ってブローさせた人がショップに来ていたりはしていた様でしたが。

Answer 3

そうですね、ＥJ20は良いエンジンですが水平対抗なので整備がしずらいのとエンジンが熱を持つので走った後にボンネットの中が暑くて触ることが出来ないです