ランエボは4気筒で排気量もそこまで大きくないのに重低音が出るのは何故ですか。ノーマルマフラーでも。

Answer 1

ランエボに限らず、「ターボ車」は排気音が低いです。

ググればヒットすると思いますが、理由は「タービンを回すために排気圧を使うので、排気のエネルギーがそれだけ減るから」だと聞いています。

また、ターボ車は同じ2000ccの車よりも大量の排気をします。
ランエボは他のターボ車よりもブースト圧が高いので、その分排気する空気の量も多いのです。
その大量の排気をできる限り効率的に外に出すのが、ターボ車のパワーを出すためには必要で、そのためにマフラーが太くなっています。

管には「共振周波数」というのがありまして、これもググると出るかと思いますが、太い管は低い周波数で共振し、細い管は高い周波数で共振します。

NA車（ターボなし）はあまり排気管を太くすると、シリンダーの「充填効率」が下がるのでパワーが出なくなると言われており、排気管は細めです。

もう１つの理由は、回転数です。
当然高い回転の方がエンジン音は高くなりますが、ターボ車のエンジン回転数は概して低いです。
ランエボのレッドゾーンは7000回転ですが、S2000のレッドゾーンは9000回転です。
しかもエボは3000回転くらいから上はトルクがずっと変わらないので、サーキットでも常用回転数は4～5000回転から上です。
回して速いエンジンじゃないんです。

まとめると…
①ターボ車は実質的な排気量が多い。エボは特に多い。
②ターボ車はマフラーが太い。エボはノーマルの時点で既に太い。
③エボのエンジンは高回転型ではない。
というのが理由です。

Answer 2

緩い規制の時代の車だから。