レギュラーガソリンとハイオクガソリン

Question

　最近、原油高によってガソリンの値段が高いです。そんな中で三菱自動車がレギュラーガソリン
仕様のデリカＤ：５を発売し、「少しは三菱も商売がうまくなったかな・・」と勝手に思ってしまう自分です。そこでふと思ったのですが、例えば、三菱ランサーエボリューションシリーズという車があります。このシリーズの車はハイオクガソリン仕様です。仮にランエボにレギュラーガソリンを入れてしまうと、走りはどの程度変化するのでしょうか。例えば、加速の鋭さや伸びなどです。『あっ、少し走りが悪くなったかな』と感じる程度なのでしょうか。それとももっと深刻に変化するのでしょうか。わかる方はいらっしゃいますか。よろしくお願いします。

Answer 1

ガソリンエンジンは、引火しやすいガソリンを含んだ混合気を圧縮する為、何かの事情で不具合が発生すると、通常と違うタイミングで自然着火してしまうノッキングが発生します。
主に、高出力を狙った高圧縮のものや過給器を備えたもの、精度が低く余り性能の良くないエンジンは、ノッキングがおこり易いのでハイオク仕様となります。
ノッキングは、時にエンジンを内部から壊してしまう事があるので、何としても抑える必要があります。
ただ機械的な方法では抑えることができないので、ノッキングの発生を抑えるように成分調整したガソリン（ハイオク）を使用して対応します。

昨今は、コンピューター制御で、点火時期を変更する方法などで対応するので、ハイオク仕様にレギュラーを使っても、壊れる事は少なくなりました。
しかしこれは、エンジンの保護が目的なので、当然、本来の性能が発揮できない事を意味します。
ノッキングは、高負荷時に発生しやすくなる性質があるので、当然全開加速や極低速からのリカバリー時などでは、本来の性能が発揮できない事を意味します。

ではそれが実感できるかと問われれば、殆んどの方は実感できません。
一部、レースや峠など走りに拘る方や、チューニングに興味がある方なら実感できますが、これ以外の方は、普段そこまでエンジンを酷使する事が無いので、本来の性能をよく知らない為、実感できないのが実際のところです。
またエボでは有りませんが、昨今はAT車が多く、ギヤの選択ミスなどで、極低速のノッキングを経験する事も減ったので、実感することは、まず有りません。

Answer 2

まあハイオク仕様でも低回転ならレギュラーでもそんなに判りませんから大丈夫です。
高回転は歴然と判りますよ
特に混ぜてる場合はわかりません
１００％入れ替わるとガックリパワーダウンとレスポンスダウンを感じます
GDI仕様にレギュラ入れると酷いらしい

Answer 3

ハイオクガソリン指定車にレギュラーガソリンを入れると、実質燃費で1〜2km/L低下、馬力損失も30〜40馬力ほどあると、
三菱ディーラーの整備士さんに聞きました。(パワーが落ち、加速が鈍るために、ついついアクセル開度が大きくなる)
ランエボやギャラン(レグナム)の様なハイパワーターボカーは、パワーが落ちるだけでなく、カーボン堆積の原因になるから、
ハイオク入れ直してもパワーが戻らなかったりするらしいです。

此処20年くらいのハイオク仕様車は、燃調制御によりレギュラー入れても壊れる事など無く走るそうですが、
上記の理由から緊急の場合を除き、ハイオクを入れ続けるのが良い様ですよ。

Answer 4

ガソリンにはオクタン価というものがあり，発火速度が異なります。
車種にもよるのですが，最近の自動車は量産車でも高圧縮比や高過給圧エンジンが搭載され，ハイオク前提で設計されています。
勿論，レギュラーを投入すればセンサーが感知し，コンピュータ制御により点火タイミングをずらすことにより失火やエンジンブローせずに可動している訳です。
しかし，忘れてならないのは，あくまでメーカー側が安全マージンを設定しているために，レギュラー投入しても壊れずに済んでいるという点です。なので，エンジンには良い訳ありません。出力低下も当然発生します。その点，ランエボは無駄な安全マージンを削る事により超高性能を実現しているのです。　結論から言えば，燃料の質を落としてまで乗らないことです。
余談ですが，終戦間際に開発された旧日本軍のレシプロ戦闘機は，戦時中の石油不足による質の悪化により，600km程度の速度だったのが，終戦後接収され，米本土にて高オクタンガソリンを使用したところ，10%以上速度が増したという事実もあります。

Answer 5

すごくわかりやすく言うとハイオクの方が少し燃費が良い
深刻さはナッシング

Answer 6

ランエボの5以降だったか（すいません定かでない）、数少ない本当のハイオク専用のエンジンです。
レギュラーを入れてエンジン壊れても補償されませんよ。

普通のハイオク仕様のスポーツカーや大型サルーンなどパワーのある車などは圧縮比が高いため、
圧縮した時にシリンダー内が高温になりオクタン価が低いと点火する前に発火してしまい正常な圧縮したパワーを得られません。
なので、ハイオク仕様にレギュラーを入れるとパワーダウンしてしまうのです。
これはスポーツカーでは、体感出来ると思います。エンジンがカリカリと音がしたりします。

日本車はほとんどはレギュラーをセンサーが感知して点火時期を変えますが、ランエボなど中には本当にハイオクじゃないといけないエンジンもあります。

レギュラーにすると目先の値段は、安くなりますがパワーダウンしますので燃費が悪くなります。
燃費が悪ければ、結局同じ距離を走るのにパワーダウンして、ほぼ同じ金額です。
また、ハイオクには洗浄剤など添加していますので、長年乗ることを考えるとハイオク仕様車にレギュラーを入れることは馬鹿らしいです。

Answer 7

レギュラーとハイオクは爆発速度が違います。ハイオクに関して言うとレギュラーより圧縮を掛けて点火できるわけです。そのためにピストンが勢い良く上死点から下死点へ移動するために出力が大きくなります。そのためには点火時期をその様に設定してありますから良好な出力を生み出すわけです。
ハイオク使用のエンジンにレギュラーを使うと出力の関係はもとより爆発位置が違うのでクランクやシャフトに対して無理な力を与えます。やはり決められた燃料を使うほうがスムーズな走りと耐久性に富んでいます。

Answer 8

ハイオクから　ガソリンに切り替えたとき　最初はなんとも感じないが
数回レギュラー満タンにしたら、加速がかったるくなりました。
ハイオクに戻したら元に戻ったけどね。