ミニ MINI 「羊の皮を被ったレースマシン」のユーザーレビュー

Re-Boost Re-Boostさん

ミニ MINI

グレード:ジョン クーパー ワ-クス(MT_1.6) 2010年式

乗車形式:過去所有

評価

4

走行性能
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乗り心地
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燃費
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デザイン
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積載性
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価格
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羊の皮を被ったレースマシン

2020.4.5

総評
JCWという特別な名前にふさわしい、価値ある一台だと思います。走りに大分振り切ったスペシャリティカーだと思ってもらうのがわかりやすいかと。2020年現在、R56型のJCWであれば100万もあれば10万キロ程度のものが買えてしまいます。90年台のスポコン系のスポーツカーを考えるなら、走りのダイレクトさを含めて対抗馬にできる一台だと思います。
満足している点
BMWミニの2世代目から正式に導入された最上位グレードのJCWです。一年間を通して1万キロ弱乗りました。
一言でこの車を表すと「街で乗れるようにしたレースカー」だと思っています。詳細は逸話を探してみればきりがないと思いますので、是非一度調べてほしいところです。簡単にまとめると、メーカーがワンメイクレース用に仕上げたエンジンを標準搭載しており、足回りもレース向けに仕上げたのがJCW。
スパルタンなイメージがあり、ガッツリと振り回すには勿論なのですが意外に紳士的に楽しむこともできるのも良かったです。
エンジンはSPORTモードをOFFにしていれば普通に街乗りするのにちょうどいいトルク感。そこからSPORTモードをONにするとBセグ最速とも呼ばれた所以を感じられると思います。とにかく速いしターボの仕上げで迫力も十分。正直、280馬力クラスまでなら負ける気がしないほどでした。
足回りは純正でしっかり作り込まれていて、スポーツグレード相応。いつでも四輪がしっかりと接地してくれます。ゴーカートフィーリングと呼ばれるステアリング感はまさにその名の通り。遊びがほぼゼロなのと、しっかりした足回りのおかげでスパッスパッとノーズが入ります。
そういった車両自体のポテンシャルの高さに加えてメーカーの味付けのおかげで楽しく走ることができるのがこの車一番の魅力だと思います。それこそレースカーのように、アフターファイヤーが出やすい味付けは特別な車に乗っているという気持ちよさを感じさせてくれますし、「その気にさせて」くれます。SPORTモードをONにすればチューニングした車のようなレスポンスと速さをくれる。ちょっと本気を出せば見た目からは想像もできないような次元の走りを与えてくれました。
不満な点
どうしてもベースが大衆車のミニであるのが特徴でありつつ、もったいないとも感じてしまう点です。可愛らしい見た目に反して中身はレースマシンというのが魅力でもあるのですが、スペックに対して内装がおしゃれ寄り。これは勿論ミニの素性とユーザー層を考えれば当然なのでしょうが。ただ、走りに関してはシート位置とミッションの作りがもっとレーシーだったら・・・と思ってしまいます。シート位置とドライビングポジションが普通のコンパクトカーと同じ姿勢になるため、純正シートではスペックに対して力不足。ミッションもストロークが長いのでエンジンのレスポンスに対して遅れてしまいがちでした。
強いて言うならそのあたりが物足りない点というだけなので、シートを変えてやるだけで一気に見違えると思います。
デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験

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