なぜライトウェイトオープン2シーターは減ったのか？

Question

MAZDAがロードスターを出してから他社も便乗してライトウェイトオープン2シーターを出しました。
BMWのZ4、ベンツSLK、ポルシェボクスターなどは元々はライトウェイトな軽快な走りを売りにしていました。
今やフルモデルチェンジするたびに車重はどんどん重くなりサイズも大きくなり、初代とは全く趣向が変わってしまいました。
MX5とは全く違って贅沢仕様のオープンカーへと変わってしまいました。
なぜMAZDAとロータスくらいしか造らなくなったのでしょうか？
ロータスはMX5より更に軽量化して高性能なエンジンを搭載してMX5とは完全に真逆の路線へと行って違いを見せています。
MX5は小さく軽く扱いやすいエンジン性能をモットーにしてます。

Answer 1

ロータス乗りとして・・・ライトウエイトオープン２シータ－ かっこよい響きですが、販売的には儲かりにくい、売れなさそうな気がしませんか？（１）ライトウエイト＝車重が軽い・・軽くするためには①小さい車 ②ぺらぺらな車（危ない） ③大きさはそれなりに・・・強度を保つ（フルカーボン製？） （２）オープンカー ①雨の多い車ではけっこうつらい。②太陽下では日に焼ける。冬は寒い ③人の視線が痛い （３）2シータ－ ①二人しか乗れない ②二人乗せれば 荷物はいつもトランクへ入れる ③トランクの大きな車はほとんどない（ライトウエイトだったり屋根が収納されたり） こう考えると A作ってもあまり売れない。植えるように安価にすると儲からない（台数が出ないから） B 買う人は少ない C 当然メーカーは作らない とこうなるわけですね。BMWやメルセデスはスポーツカーも手がけるメーカーとしてオープンカー（決してライトウエイトではないですが）を販売しましたが、話題を売る事はできましたが、決して成功したわけではありません。いつまでも続ける必要がなくなればやめます。儲からないものを乙までも売りません。また、そのうち１０年くらいたったら？ニューカーをだすでしょう。ポルシェはスポーツメーカーの意地として古いRRに変わるものを模索し続け、MRのボクスターを販売しています。もっとパワーを上げ、売り続ける事でしょう。（９１１がいるので９１１より速くできないのがポルシェの悲しさ？）・・・よってマツダは日本でベスト３のメーカーになれない以上、生き残りをかけてマツダのスポーツをイメージするロードスターをもうけ度外視で販売し続けるのです。みんながRX-7復活を期待するのもマツダのイメージ戦略のたまものでしょう。ロータスは・・・何度つぶれかけたことでしょう。そうですオープン２シーターは儲からないのです。売れないのです。一部の自動車好きにしか売れないのです。

質問者からのお礼コメント

回答ありがとうございます！
そんなに売れないばかりか儲けも少ないのですね。

Answer 2

乗るとわかりますが Ｚ４、ＳＬＫ、ボクスターはライトウェイトスポーツではありません。ＧＴに近いオープンです。２シーターオープンスポーツは乗ってみるとわかりますが 日本では我慢の車です。夏は汗だく 冬は凍える。気分だけで乗る人はすぐ嫌になります。なので売れない→作らない・・なのです。女性は一度乗ると二度と乗ってくれませんｗ ロータスはもう究極の我慢の車なのです。エアコンつくけど利かないし。 私？古い英車のオープンスポーツ乗りです。夏場はオーバーヒートするので ヒーター全開ですよｗ

Answer 3

売れないから作らない。

Answer 4

BMWのZ4、ベンツSLK、ポルシェボクスター

⇒便乗じゃねえから。
ベンツは昔からずっとオープンスタイルの
車はラインナップに存在しているし
ポルシェは９１１以外の売れる車種が欲しかっただけ。
あえて言えばZ4が該当するかもね。

いずれにしろ、ニッチなマーケットだから
他と差をつけるには色々必要ってこと。

Answer 5

本来のライトウェイトスポーツとしての需要は一巡すると終わってしまいます。
モデルチェンジでの需要の掘り起こしはありますが、それも一巡で終わります。
それだけしか市場が無いのに、注ぎ込んでもなかなかビジネスにはなりません。
そこで、装備を向上させ利便性向上・高級志向にする事で、ライトウェイト風に売る事でビジネスを広げています。
更に、年々厳しくなる衝突安全性規準により車両強度を向上させる必要がありますから、肥大化・重量増が進みます。
そういう市場でビジネスが成り立つのですから、ある程度の諦めは必要です。

(ken1200001111azさんへ)

Answer 6

それが人間の自然な欲求だからです。

最初は小さく軽くシンプルなものでいいと思っても、時間が経つにつれて「やっぱり○○も欲しい、△△もあったほうが良いな」となって行くのは人間の自然な欲求なのです。

ロータスだって同じですよ。ヨーロッパ（旧ヨーロッパ）などいちばん最初のシリーズ1はシートは動かない、窓も開かないというレーシングカー顔負けのスパルタンな仕様でしたが、次のシリーズ2からどんどん豪華になって、最終型のスペシャルでは本革シートにパワーウインドーのGTサルーン仕様になってしまいました。