最近はドイツ車あたりを参考に､サス堅めの車が増えたようです。トヨタ車のようにふわっとした足回りも好きなのですが、やはり長距離ドライブには堅めのサスが疲れないのでしょうか。フランス車

Question

の足回りはソフトなようですが、フランス人もバカンスで自家用車を多用し長距離をドライブしています。居間のソファーのような柔いシートだと眠ってしまいそうですね。シート設定のポリシーも車の走りの性能と関連するのでしょう？

補足

関連して、エアサス車は地面のショックを柔らかく吸収し､荷重による振動変化もなく、車高も一定に保てる。結局、人々はソフトな乗り心地の方を好むのでしょう。貸し切りバスや鉄道もほとんどがエアサス仕様だし、トラックもエアサス車との表示をよく見ます。自家用車乗用車もエアサスが需要増加となれば、コスト減もはかれるはずですが。世間一般はスポーツ仕様とまではいかなくても、走行安定フィーリングのある堅めのサスを安心(定）感優先と言うことで、ソフト好みの意に反して選択しているのでしょうか。

Answer 1

個人的には最近のBMWみたいなストロークの小さい固めの足は好きではないです。
フランス車はただ柔らかいわけではなく、実際に２５０ｍｍを超えるストロークを持つ車種が有ります。
伸びストロークは路面追従性に非常時重要です。
コーナリング速度も向上します。
同じ２０ｍｍの段差を超える場合、伸びストロークが４０ｍｍしかないと、荷重が５０％抜けてしまいます。
もし１Gで旋回する性能のあるタイヤでも０．５G抜けてしまいます。
これが伸びストローク１００ｍｍあれば２０％の荷重が抜けるだけなので０．８Gで旋回出来るわけです。

ソフトに感じるストロークのある足は、路面追従性に優れるのです、
だから路面の悪い道の多いと言われるフランス車はストロークが多い傾向で
その結果ソフトに感じてしまうのではないでしょうか。
安定させるためにそうなったのだと思います。
直進安定性はフランス車のほうがドイツ車より高い傾向だと個人的には思ってます。
仕事で乗るSクラスも特別直進性が高いとも思わないですが。（車体の大きさによる安定性はあるでしょうけど）

トヨタ車の足が柔らかいとは個人的にはあまり感じません。
例えば昔のシャリオグランディスのリヤサスとか、トレーリングアームでとても長い伸びストロークがあり、実際乗り心地も良かったです。
トヨタ車で大きなストロークある車で思いつくのは超絶名車のプロボックスとか。
ソフトな足には物理的に大きなストロークが必要です。
トヨタ車の乗り心地をふわっと感じているだけで、実際にはふわっとしてないかもしれませんよ。
カムリとか前後ストラットの足のくるまは意外とストローク取られていてふわっとしているかもしれないですね。

Answer 2

日本人の安い感性ですね・・・軟らかい＝高級（良いもの）
昔からです。特にトヨタのへな猪口ぐちゃぐちゃの足回りは具合悪くなりますが、お年寄りには好評です。優越感なんでしょうかね？

いつまでも軟らかいが良いのではなくて、足回りの性能ってゆれを何回のショックの動きで抑え切れるかですよね？

それがバネレートに対してのショックの収め方の味付けだと思います。

ホンダなんかは、意味無く大衆車にまでかなり硬いですよね～

各メーカーぽりしー・・・あるのかな？

軟らかくてもコーナーで踏ん張り粘る味付けが良いんじゃ～無いでしょうかね？

Answer 3

走る速度も距離も、ドイツは日本の比じゃないですからね。

極端な話、日本の道じゃ考えられない速度が当たり前のアウトバーンなんかでは日本車のようなサスじゃフワフワするは踏ん張らないはで恐いんじゃないでしょうか。

エアサスは便利で乗り心地も良いですが、電子制御ですからバネに比べて部品数が増えます。
部品数が増えれば当然コストもかかるし、重くなるから燃費が悪くなります。
機械式だと部品数は減りますが、手動で調整しなければなりません。
万人向けとは言えませんね。

どちらにしろ重量増、コスト増となる為、燃費最優先の今の日本車には不要じゃないでしょうか。