みやもっちゃんさん
メルセデス・ベンツ GLAクラス
グレード:GLA250 4マチック オフロード_RHD_4WD(AT_2.0)
2014年式
乗車形式:試乗
GLA250 4MATIC OffRoad (MY2016)試乗...
2016.2.15
- 総評
- MY2015以前のモデルよりは、格段に完成度が上がっていると思います。
この出来ならば、最低限のレベルはクリアした感じです。
ただ上級グレードのGLCと比べるのは酷な話なんでしょうけど...
価格差が100諭吉って考えると、それ以上の違いを感じてしまいます。
- 満足している点
- 走行モードにコンフォートが増えた事により、一般走行が快適になりました。
コマンドディスプレイのサイズが7インチから8インチと大型化
試乗中、前を走るタクシーが二重駐車しようとしてスローダウンから停車した際に、警告音がなりました。 あのまま私がブレーキを踏まなかったから緊急ブレーキが自動で掛かると思われます。
今までこの手の安全装備が装着されたクルマは、所有した事がないのですが、装備されていると安心感がありますね。
- 不満な点
- エンジンが、まだまだ完成度が低いところ
スペックと比べて2000回転以下で、細いエンジントルクですし、2000回転以上回すと煩いしガサツ感があります。
- デザイン
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- 走行性能
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- メルセデスコネクション ネクストドアの特設コースで同乗体験走行のあとは、ドライバーチェンジして一般道の試乗です。
GLCに試乗して、以前のGLA250で感じていた低回転域(アイドリング~2000回転)の走り難さが改善されているかの確認が主な目的でした。
結論から言えば、以前とは違って非常に走り易かったです。
エンジン本体の何かが改善されたのか? と感じたのですが、いろいろと調べると今回走りやすかったのは、走行モードの違いと思われます。
MY2016から走行モードが、コンフォート、スポーツ、エコ、インディビジュアルの4つとなりました。
以前は、エコ、スポーツ、マニュアルの3つでした。
コンフォートモードが増えた事と、エンジンONでこのモードがデフォルトとなった事(以前は、エコが標準)が走行フィールの改善に繋がったようです。
以前は、エコモードかスポーツモードの2択であったがために...
エコモード:、遅い(主にエンジン2000回転以下をキープ)
スポーツモード:速い(主にエンジン2000回転以上をキープ) しかし煩い
という状況だったのですが...
走行モードにコンフォートモードが加わり、かつそれが標準モードとなった事で
通常走行時には、イイとこ取りとなったと思われます。
このモード追加について、言及している記事はほとんど見ませんが、これは非常に大きな進化でしょうね。
と云うか、今までが二者択一のモード設定は極端過ぎたんでしょう。
最初からコンフォートモードのような走行モードを用意しておくべきだったと思います。
しかし、エンジン本体は相変わらず2000回転域だとトルクがスペック(350Nm)よりも細い印象です。
2000回転以上回せばスペック相応のトルク感はあるのですが、エンジン音が大きくなりかつその音質が少々ガサツです。
これが非常に惜しい気がします。
もちろんコンフォートモードで走っている限りは、トルク不足という事はないですが、スペックと比較すると見劣りしますね。
- 乗り心地
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- 短い試乗時間だったので、乗り心地に関しては記憶が曖昧なので割愛します。
静粛性については、悪くないと思うのですが、先日試乗したGLCと比べるとやはり見劣りします。
GLCは、エンジンを高回転まで引っ張っても煩いと思いませんでしたが、GLAはかなり煩くなります。
ひょっとしたらGLAのエンジンが横置きなのも影響しているかも知れません。
(GLCはエンジン縦置き)
2000回転以下であっても、GLCの静粛性に比べると明らかにエンジン音が室内に侵入してきます。
ロードノイズなどの外部からの音の侵入も多いようです。
まぁ、これはGLCと比較した場合ですけどね。
- 積載性
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- 燃費
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- 価格
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- 故障経験