メルセデス・ベンツ Cクラス セダン 「最終型C200ローレウス エディションの試乗車をレンタル」のユーザーレビュー

parl-siro parl-siroさん

メルセデス・ベンツ Cクラス セダン

グレード:C200 ローレウスエディション(BSG搭載モデル)_RHD(AT_1.5) 2020年式

乗車形式:レンタカー

評価

4

走行性能
4
乗り心地
3
燃費
3
デザイン
4
積載性
3
価格
3

最終型C200ローレウス エディションの試乗車をレンタル

2021.8.18

総評
整備期間中の代車として200km強使用。
2020年12月登録で約2,500kmの状態。

先日、新型となる206型が登場したことで、ついに先代となった205型の最終型。205型は、これまで何回もお借りし、後期のC200も今回で3回目。今回はスポーツパッケージプラス非装着車を体験することができました。

一言で書くなら、”円熟の極み”。これまで気になっていたBSG特有の挙動が、制御ソフトが変更されたのか、かなり洗練されていたのは大きな収穫。これならC200を敢えて避ける必要はないかなと。

205の最終完成形ということ、BSGの洗練を高く評価して、今回は☆4つを進呈。新車は既に売り切ったようですが、例えば最終型のデモカー上りを求めて、壊れるor飽きるまで乗り続けるというのは、結構クレバーな選択に思えます。

【参考】
後期C200、前回のレビュー
後期C200、前々回のレビュー
満足している点
見た目よりはるかに良好な取り回し性。日常で持て余すには至らないボディサイズ。

夜間でも明るく、さらに細かく制御して視認性を確保する、マルチビームLEDヘッドライト。

自車に移植できないかと夢見させる程に鮮明なバックカメラとモニターディスプレイ。

安心をサポートするレーダーセーフティパッケージ。普段は意識することなく、必要の際はドライバーを強力に補助する黒衣的存在。

同乗者の理解を得易い、”おもてなし”的高級感の演出。
不満な点
204にはあった助手席側ドアロックスイッチの省略。

もう少し手前側に欲しい、奥に押し込まれたフットレスト。

ステアリングスポークに移植されたクルコンのスイッチは、一世代前のレバー式の方が直感での操作が可能だったような。
デザイン

4

都内では度々見かけるお馴染みの…と前置きできそうなスタイリング。クーペルックのセダンが勢いを増す中で、3ボックスの文法を守った装いはむしろ安心できるように感じるのは私だけ?





スポーツプラスパッケージ非装着のため、クリスタルグレーのルーフライナー、Dシェイプではないステアリング、センター部が布張りとなるレザーツインのシートが主な相違点。何れも私的には本仕様に一票。
走行性能

4

1.5Lという小排気量を感じさせず。ターボラグはBSGで補助。シフトショックの少ない優秀な9速ATを次々変速する成り立ちは、力でねじ伏せる風情とも異なり、何となく理知的であり。

BSG特有の減速時の不自然感は、今回大きく改善。少なくとも運転者の意図と合わない挙動は見られなくなりました。回生ブレーキ作動の影響はあるものの、許容範囲内にあり。

電動P/Sとはいえど、据え切り時の重さはもう少しあった方が安全に思えます。(流れの速いバイパス沿いのお店からの合流待ち等、微力でハンドルが容易に動くのはむしろ危険なような)
乗り心地

3

今回の試乗車も、フロント:225/40R18、リヤ:245/40R18、銘柄:POTENZA S001(MADE IN POLAND製)を装着。

※装い同じということで前回の画像を流用

ロードノイズは高め。エアサスではなくバネサスのため、18インチの乗り心地はエアサスよりだいぶダイレクト。タイヤの状態が伝わり易い点、経年時の故障リスクを考慮すると、私はバネサスに一票。
スプリングは意外と柔らかいようで、硬めのタイヤとは相性が良くない感あり。カッコ良さを脇に置いた時のサイズのマッチングは、225/50R17の方がモアベターと推測。自分で乗るなら、サイズはこのままでも、もう少しコンフォート寄りの銘柄を指名したいところ。

軽快なエンジン音はガソリンエンジンならではのもの。静粛性はディーゼルではなくガソリンを選択する理由になり得るような。

オーディオは未調整状態だと、相対的に低音が力不足の印象。(お借りした時には低音が+6…)
積載性

3

W204とほぼ同容量と見受けました。経験からしても大人4人での移動でも不足になることはまずないかと。
燃費

3

燃費計は、平均時速22km/hで10km/L弱の結果。燃費のためのハイブリッドではなく、電気仕掛けのスーパーチャージャーが付いていると思えば、まぁ納得の値ではあります。

空調を優先しているようで、外気温が30℃を超えると、Eモードでもほぼアイドリングストップをしなくなったのは意外。燃費が伸びなかった要因でもあります。
価格

3

最終型のC200ローレウス エディションの新車価格は、613万円でした(今回はオプション無)。

絶対的には高価ですが、W206の仕様と価格で比較するとまだリーズナブルに感じられます。
故障経験
なし

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