メルセデス・ベンツ Cクラス セダン 「極端にコストダウンが先行したと言われているC」のユーザーレビュー

極端にコストダウンが先行したと言われているC

2021.1.4

総評

総じて、タイヤサイズに起因する乗り心地であったり燃費であったりではあるが、概ね満足しています。
このモデルが、ある意味、古いメルセデスと新しいメルセデスの分岐路だったのではないかと思います。
運転している感は、204ではかなり希薄になるため、また戻るかも知れない。
良い車でした。

満足している点

ドイツ車が共通して持つ、高速走行時の安定感
超ショートストロークなV6なのに、扱いやすい低回転域のトルクと7速ATのマッチング
高回転域まで回りたがるエンジンと、それについてくるトルク感
他のメルセデスと同じように疲れにくい、操作感、居住性

不満な点

販売されていた時期相応の室内デザイン
積極的にシフトアップをしないでエンジンを回したがる、シフトスケジュール(手動でのシフトアップは受け付ける)
市内走行モード時、混雑していない道を走っても8km/L台の燃費の悪さ

デザイン

5

顔まわり好み

走行性能

5

十分なパワー感
高回転域まで回したくなる音とトルク感
正確な操作感と必要十分なステアリングインフォメーション

乗り心地

5

硬めではあるが、逆にバタバタせず
以前よく借りて乗っていた同世代4気筒モデルとは、明らかに違う静寂性能の高さ

積載性

4

グレードの関係で、廃止されたトランクスルーがない為、長尺ものの積載が難しい

燃費

3

街中　8km台/L
高速　11から12km台前半/L
最大　13.4km/L (高速道〜高低差　そこそこ　長い下り区間ありの山道走行を走行時にメータ燃費計にて記録)

価格

-

故障経験