メルセデス・ベンツ Cクラス セダン 「C200の試乗車をレンタル」のユーザーレビュー

C200の試乗車をレンタル

2019.7.21

総評

点検期間中の代車として約160kmほど使用。

マイナーチェンジを受けたCクラス、しかも目玉となるBSG搭載ということで、期待して乗ったのですが。。。

マイナーチェンジに伴う熟成はあり。最新が最良は健在。

一度購入すれば、他の車が気にならなくなるはず。だから人気があるのも納得できて。

肝心のBSGについては今一つの評価。期待の燃費が伸びずでは、ネガの部分は拭えず。
あえてでなければ、C180、C220dがお勧め。
マイベストと確信するCクラスの最新モデルではあるものの、この仕様はお勧めとならずということで☆三つ。

満足している点

大き過ぎはしないボディサイズ

さらなる進化を果たしたレーダーセーフティパッケージ。お金で買えるこのクラス最新の安全対策。

周辺状況が直感的に把握しやすくなったソナーモニター。

スピーカーの数と配置の変更により、音質が改善

不満な点

減速時に予想とは異なる挙動を見せがちなBSG。

多機能＆多層化によりさらに複雑になったCOMANDシステム。ステアリングのタッチコントロールパネルもさらに多機能化。使いこなすには相当な習熟が必要。

選択範囲が狭い、内外装色＆（オプションを含めた）仕様の設定。

デザイン

4

外から見た時や乗車中に感じるイイ車感は、そのお値段への説得力あり。理解しやすいカッコよさが備わるAMGラインは説得力がさらに2割増し。


室内各所への気配り＆豪華装備、64色に変えられる光物多数の解り易い高級感は、いいクルマを買ったなと実感できるはず。

走行性能

3

C200は、それまでの2Lターボに替わりマイナーチェンジで登場した1.5Lターボに変更。小排気量化に伴いBSGで補強の構図。

BSGの恩恵によりアイドリングストップからの再始動、変速時とショックが少なく好印象。

発進直後はBSGが力添え。過給がかかれば、排気量のネガを感じさせないトルクの厚さ。

反面、減速時はBSGの制御が違和感大。最初ブレーキローターの歪みを疑ったくらい、ブレーキの踏力と制動力が一定とならず。
停止直前のエンジン停止も常にとは限らず、さらにブレーキを緩めて転がすとエンジンは再始動。何ともギクシャクとした感が強。改善の余地大。
慣れてしまえば、印象も好転するかもではありますが。

熟成が進んだ感のある電動パワステ。滑らかな印象強。

乗り心地

4

45・40扁平の18インチ、銘柄はPOTENZA S001という条件から想像するよりも、はるかに乗り心地は良。ランフラットからの変更も効いているような。
路面との隔絶感は、恐らくエアサスの恩恵。

低排気量化は、エンジンのスムーズさに貢献。

積載性

3

ハイブリッド化されながらも、従前からの容量と変わらずの確保は評価されるべきところ。

燃費

3

使用距離が短いため、未計測。
燃費計の数字からすると、BSGへの期待の割に、燃費の伸びは今一つの印象あり。これまでの経験からすると、扁平タイヤが意外と影響をしているような。

価格

3

本体価格（5,600,000円）に、レーダーセーフティパッケージ（205,000円）、AMGライン（377,000円）、ダイヤモンドホワイト（199,000円）のメーカーオプションが追加されていました（計6,381,000円）。

絶対的なお値段は高いですが、デザインの所で書いた通り、価格なりの内容を伴っていると判定して、この評価。

故障経験

なし