メルセデス・ベンツ Cクラス セダン 「愛車と出会って5年!」のユーザーレビュー

parl-siro parl-siroさん

メルセデス・ベンツ Cクラス セダン

グレード:C180 ブルーエフィシェンシー_RHD(AT_1.8) 2012年式

乗車形式:マイカー

評価

4

走行性能
5
乗り心地
4
燃費
4
デザイン
4
積載性
3
価格
-

愛車と出会って5年!

2018.9.14

総評
いつか書こうと思いながらも、5年&5万キロが経過してしまいました。

本来はこの1年間での経過報告がお題となるのですが、その間消耗品の交換と定期点検くらいで、特段変えることも、壊れることもなく、無事是名馬を継続中也。

思い返すと、末期モデルであることに加えてイヤーモデル切替も重なり、叩き売り状態に乗じた形での購入でした。それでも私的には一大決心に近いものがありましたが、今ではいい買い物をしたと満足しています。

このクルマと出会ったことで、教えられたことが多数。自分の中の今のメートル原器でもあります。
過去の名車達と比較すると、やや水っぽくなった感は拭えませんが、最善の道具であることは時折他車に乗ることで確信を得ることが可能です。決して短くはない時間が経過しましたが、現行型以外、代わりとなり得る存在が登場したとも思えません。
さりとて、普段は自ら強い主張はせず、黒子に徹する性格は、忠実かつ優秀な秘書のようでもあり。

5年も乗ると情も移って、短所ですら気にならなくなってしまいます。自分の中では文句なく☆5つですが、最低でも4年を経過したクルマを新車の評価軸でおすすめするのもいかがなものかということで、☆を一つ減。

今から選ぶにはそれなりの鑑定力が必要ですし、あえて選ぶに足る理解があった方がより良い選択になるとも思います。
満足している点
現行より一回り小さいボディサイズは、選択の大きな動機となりました。

ドライバーの要求を忠実に満たし、これ以上の必要を感じない“走る”・“曲がる”・“止まる”。特に“止まる”は秀逸。

最廉価ながら、後述の安全支援系を除いて、あまり不足は感じない装備。

表皮こそ素っ気ないものの、180cm近い身長にもサイズの不足を感じず、長距離・長時間の運転でも疲労の少ないシート。更に助手席も運転席と同一の調整が可能。
不満な点
不満というより後悔の域ですが、当時は不要と判断したものの、安全支援系の装備を選択しなかったのは、唯一にして最大の点。お金で買える安全は買っておくべきでした。

補修部品の高さを反映してか、車両保険はかなり高額なクラス設定がされています。
デザイン

4



スリーポインテッドスターを除けば、強い主張を押し付けないデザインはお気に入り。

グリルスターが増える中、今では希少なフードスターであることも。グリルを交換しているクルマも多く見ていますが、私的には少数派となっても尊重したく。
走行性能

5

1.5tの重量には、ターボ付と言えども1.8lで大丈夫かと心配しましたが、全くの杞憂であることを技術の進歩は教えてくれました。大排気量の良さは知りつつも、実用に徹するなら、これ以上のスペックは不要と思えます。

電動油圧P/Sのステアリングフィールは高く評価したい点。タイヤの状態が判るというのは、真っ直ぐ走る・曲がる、どちらの操作にも重要なのです。

ブレーキダストは大量に出ますが(ただし放置さえしなければ除去は容易)、その性能の代償と思えば、文句は浮かびつつも我慢ができます。

日本の法規内では、走行性能に十分以上の余裕があり、そのことは安全・安心に貢献すると信じています。

そのボディサイズに加えて、ミラーtoミラーは5ナンバー並みであり、最小回転半径の小ささと相まって、取り回しの良さはこのセグメントの最良と言えます。
立体・平面を問わず大抵の駐車場所で困らないサイズというのも便利さの一つ。
乗り心地

4

低速域ではやや硬さを感じるものの、中速域以上ではフラットに転じる乗り心地。今ではベーシックに近い205/55R16というタイヤサイズは乗り心地に良い影響となっています。

乗り味の点では、ミシュランやコンチネンタル等欧州発のタイヤの方が相性が良いというのは、経験からの実感です。

ダウンサイジングターボと7Gの組合せは、高回転での使用を強いることは殆どなく、結果的に静粛性になる構図。
積載性

3

大抵大人二人、時折大人四人という使い方では、買い物から旅行での利用まで、トランクも容量に不足を感じたことはありません。しかしながら、このグレードのみトランクスルーが省略され、追加選択も不可となっているのはやや残念なところ。
燃費

4

100回近い給油結果からの標準燃費は、11.86km/L。街中では低い数値に留まる一方、郊外では大きな伸びを示します。前車比では、ハイオク仕様でもお釣りの来る、燃費の向上具合。

アイドリングストップは、燃費に貢献していると思いますが、ストップの閾値はもう少し緩くてもよいような。この夏の暑さであっても、ほぼエンジンを止める設定は、乗員に修行を強いるかのようなストイックさがあり。
価格

-

モデルイヤーの端境期に購入したこともあって、本体価格の2割近い大幅値引きで購入しています。

その分、リセールは早期から崩壊状態。乗り潰す前提で購入していますので、全く気にしませんが。

今となっては参考に過ぎませんので、無評価ということで。
故障経験
いい方向で予想が外れたのがこの項目。
メータークラスターからのビビリ音で対策をお願いしたのと、戻りの悪かったサイドブレーキのリリースレバーを交換したくらい。後者は、延長保証適用ということで交換をお願いしましたが、自費なら我慢の範疇。
自車に限れば、ここまでは日本車との比較でも壊れていないと断言できます。

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