“メルセデス・ライド”を凝縮した車です
A-CLASS,C-CLASS,E-CLASS,BMW 325i ツーリングの4台を所有しているが、このC-C
2007.12.4
- 総評
- “メルセデス・ライド”を凝縮した車です
A-CLASS,C-CLASS,E-CLASS,BMW 325i ツーリングの4台を所有しているが、このC-CLASSが最も“メルセデス・ライド”を“スポーティ”に体感出来る。エンジンも出来が良く、特に足回りの出来については、特筆するべきものがある。一般にはなかなか分かりづらいが、新しいナノテクノロジーを駆使した塗装については、綺麗、すばらしいの一言に尽きる。
全体的には、かなり完成度が高く、良くできた車だと思う。
メルセデスを国産と比較する様な野暮なことはしない方がよい。もとからコンセプトが違うのだから。何に付加価値を見いだすかが大切なのだ。
C180レベルでC-CLASSを語ってはいけません。この3代目については、C200かC230で評価するべきだ。加えて、発売より4年経過のMC後の後期モデルこそが完成形と捉えるべきです。
- 満足している点
- ●エンジン:低回転域ではコンプレッサーが効かないので、静かで低燃費。しかし、踏み込めば爆発的な加速をする。BMWの加速など比にならない。C230のエンジンが特に素晴らしい。
●足回り:すばり“しなやか”の一語に尽きる。とくにこの後期モデルの足回りについては、無敵と言えるほど素晴らしく完成度が高い。この足回りは国産では考えられない。
●ハンドリング:ダイレクト・コントロール・テクノロジーにより、BMW並の切れの良いハンドリングが楽しめる。この点も国産では話にならない。
●シート:本革シートにしないと意味がない。フィット感抜群で、疲労もない。
つまり、この車は、エンジン×足回り×ハンドリング×シート×塗装においては、最高の仕上がりであり、まさに「メルセデス・ライド」を「スポーティ」に体感するには最高の車であろう。
- 不満な点
- ▲コンプレッサーが効き出すと、エンジン・ノイズがうるさい。BMWの様な素晴らしい音だといいのだが、比較にならない。加えて、燃費も悪い。
▲せめてHDDナビくらい標準にすべきだ。装備内容がシンプルすぎて、対費用効果がない。
▲BMWの先進装備に近づけて欲しかった。装備内容が古い。
この3代目C-CLASSは、装備では全く付加価値がない。内装の仕上がりは素晴らしいのだが。従って、エンジン×足回り×ハンドリング×シート×塗装に付加価値を見いだすべきで、それが理解出来ないのなら、やめた方がよい。C-CLASSでステイタスなんて期待する人は、余りにも情けない。それならE-CLASS以上にするべきです。
- デザイン
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- 走行性能
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- 乗り心地
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- 積載性
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- 燃費
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- 価格
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- 故障経験