マツダ ベリーサ 「購入してやっと1カ月。何年も惚れこんでようやく手に入れた、文字通りの「愛車」です。 スピードやフォルムの迫力を追求する考え方とは対極にある車です。 」のユーザーレビュー

購入してやっと1カ月。何年も惚れこんでようやく手に入れた、文字通りの「愛車」です。 スピードやフォルムの迫力を追求する考え方とは対極にある車です。

2010.3.6

総評

購入してやっと1カ月。何年も惚れこんでようやく手に入れた、文字通りの「愛車」です。
スピードやフォルムの迫力を追求する考え方とは対極にある車です。
ひたすら個性的で存在感があります。
同じくらい個性的なフォルムを求めるなら、外国車にするしかないのでしょうが、比較的リーズナブルな価格設定なので、気軽に上質な空間を手に入れられるところがとても好ましいと思います。
丁寧に整備して、できる限り長く乗り続けていきたい車です。
本当に、愛してます。
もしも今のベリーサに何かあっても、販売されている限りは次もベリーサに乗り換えるでしょう。
それくらい、魅力的な車です。
この車のことは、本当に愛してます。

満足している点

この車を選んだ最大のポイントは、見た目です。
とにかくエクステリアのデザインに惚れこんでしまいました。曲線が描く複雑なラインは、見る角度によって少しずつ表情が変わり、コンパクトなのにどこかグラマラスで、とても存在感のあるラインに仕上がっているところが最高です。

内装に関して言えば、Lグレードで標準装備になっているレザーシートのおかげで、車内に落ち着いたたたずまいが醸し出されているのもたまりません。
ディーラーさんと商談をしていたときにはCグレードを選んで、普通のファブリックシートを選んでもいいのかなと思いましたが、この車を選ぶならシートは断然レザーに限ります。

ボディカラーもお気に入りのポイントの一つです。
色選びは最後まで迷いましたが、ホワイトを選んで正解だったと思います。
昼間は日の光を浴びて柔らかなシルエットを演出する色ですが、夜になるととたんにキリっとしたシャープな印象を与える色調に変わります。
時間帯で色々な印象を見せてくれるところも、オーナーとしては思わずニヤッとしてしまうポイントです。

操縦性の部分で言えば、取り回しも良くポイントが高いです。ハンドリングの点で期待を裏切らない扱いやすさが嬉しいですね。

不満な点

コンパクトカーだとついつい期待してしまう燃費の部分は確かに不満は残ります。それでも、私の場合は乗りかえる前の車の燃費が悪かったので、それほど強い不満はありません。

むしろ、問題なのは走っているうちについつい余計な回り道をしたくなったり、仕事が終わってからドライブをしてしまったりして、意味のない走行距離がついつい増えてしまうことでしょうか。
いちど革のハンドルを握るとなかなかハンドルから手が離せないのが困ったものです。
もちろん、そうやって「余計な」ドライブに駆られてしまうと財布には全く優しくありません。
困った車です。

あと、内装にケチをつけるとするなら、室内灯のスイッチ周辺に使われている部品がグレーのプラスチック1色で、比較的チープな印象を持ってしまうところが不満です。
暗い色のメッキパーツで室内灯の周辺を覆うなど、何か工夫はできたのではないかと思います。

あとは、メーカーさんの値引きが渋いように感じました。
あまりこの車を売ることに熱心でないように見受けられるのは原価が高いせいでしょうか。
それでも、こちらは好きだから「買わざるを得ない」。
悩ましい折衝でした。

デザイン

-

走行性能

-

乗り心地

-

積載性

-

燃費

-

価格

-

故障経験