マツダ CX-8 「雪道といえば」のユーザーレビュー

まも(仮) まも(仮)さん

マツダ CX-8

グレード:XD プロアクティブ_7人乗り_4WD(AT_2.2) 2018年式

乗車形式:マイカー

評価

5

走行性能
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乗り心地
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燃費
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デザイン
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積載性
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価格
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雪道といえば

2020.3.17

総評
SUVと呼ばれるクルマ全般に言えることですが、「スポーツ用多目的車」という名前をもらっているくせに、街乗りでのカッコよさばかりが注目されすぎではないでしょうか。
というわけで、山スキーヤーとして長年雪道を走り続けてきた経験から、勝手にアウトドア、とくに雪山での性能に焦点をあててコメントするならば、CX-8、最高です。
太いトルクで首都高の流入がラクだの、魂動デザインが表参道にも映えるだの、巨大なラゲッジスペースがコストコでのショッピングに便利だの、ぬるいことを言っている皆さんにはぜひ、CX-8に乗って雪山に繰り出していただきたいです 笑
満足している点
不満な点
評価ポイントの裏返しで、不便な点もいくつもあります。
たとえば、長いホイールベースのせいで、最小回転半径は5.8m。林道のどん詰まりでの切り返しなど苦労します。
またミニバンと違って、車内で宴会をしようとすると首が天井につかえてしまいます。
売り物の先進安全設備でも、降雪時には雪や氷が貼りついて案外簡単にカメラ群が無力化したりします。
それと、皆さんがいうように、マツコネはやっぱりバカです。
しかしそれでも、これまで書いていない360°ビューモニターだとか、2列目にもあるUSB口だとか、フロントガラスへのカーナビ表示とか、普段使いでの評価ポイントもたくさんあるので、私としては不満点は全部我慢可能です。
デザイン

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走行性能

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このレビューの舞台は雪道、それも無圧雪路だったり、凍結路だったり、となかなかに偏った内容ですので、そのへんのところよろしくお願いします。ちなみに車種としては4WDであることを前提にしています。
評価ポイントは「走行安定性」と「緊急対応度」です。

まず前者について。数ある市販SUV、ミニバンのなかでも、雪道での安定性はかなり高いと感じます。これには理由が2つあって、ひとつは全長の長さ、もうひとつは車高の低さです。
ご存じのように、CX-8の全長はほぼ5メートルと、3列シートを有するSUV、ミニバンのなかでもとくに長いのですが、その結果、ライバルの日産エクストレイルや三菱デリカD:5などと比べてホイールベースが長くなっています。
雪道では凍結などでクルマの姿勢が走行中にブレることはよくあるわけですが、このクルマに関しては一時的に不安定になっても復帰が速い、あくまで体感としてですがそんな印象を持っています。
しかもステーションワゴンボディですので、ミニバンと比べると重心が低く、激しく吹く真冬の突風の影響も受けにくい面があります。

次に後者の緊急対応度ですが、これはたとえば、深い轍(わだち)にはまった、駐車後に降雪に見舞われた、などスタック状態からの脱出を想定しています。
この点についても、CX-8にはかなりの好印象を持っています。
これにも理由が2つあって、ひとつは最低地上高の高さ。CX-8の最低地上高は20センチあって、たとえばデリカD:5の18.5センチを上回ります。
しかもタイヤが標準サイズで19インチあることも、多少のプラス要素かもしれません(もっとも私は、予算上の理由でスタッドレスは17インチにインチダウンしていますが)
乗り心地

-

積載性

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これは「荷物を積む」「人を積む(!)」の2点に分けてコメントします。

まず荷物。
申し分ないかと思います。
とくに、3列シートを倒したときに現れる広大(というか長大)な荷物空間。私は雪が消えるとゴルフもするのですが、ゴルフクラブを縦向きに4つ並べることができるのにはちょっと感動します(2列目座席を10センチほど前にずらす必要がありますが)
とはいえ、SUVですので、いっぱい物を詰め込むとき、車内高の面でどうしてもミニバンには劣ります。その代わりに、と言っていいのかどうかわかりませんが、評価したいのがトランクルームの下にあるサブ・トランク。深さ30センチ以上あるこの空間、相当使い勝手がいいです。
というのは、工具だとかなんだとか、「街では普段ぜったいに使わない」ものが全部収容できるからです。
すべてのアウトドア趣味を持つ皆さん(とくに既婚の男性)に共感いただけると思いますが、奥様にとって、皆さんの趣味の用具は「目障りなゴミ」ではないでしょうか。それを床下に全部隠しておける、家庭平和のためにこんな素晴らしいことはありません。
スキーヤー以外でも、たとえばいつも「クルマが臭い」と奥様に叱られている釣り師さんなどにもぜひご活用いただきたいものです。

次に「人」。
2列目シートを15センチ前に出せば、3列目にもスキーヤーが2人しっかり座れます。7人乗車のクルマは珍しくありませんが、「スキー靴を履いた7人」が座れるクルマは貴重だと思います。
(でも、運転者はスキー靴脱いでください 笑)
このクルマの積載能力の素晴らしさを実感するのは、「車中泊」だったりもします。
3列シート車のような大き目のクルマでも車中泊では意外に熟睡できないことが多いのですが、それはたいてい①身長170センチぐらいの人だと横になったときに頭や足先が詰まる②シートを(背側に)倒しても平らになりきらず微妙な段差が気になる――のどちらか。
このクルマは2列目・3列目シートを「前側に」倒すと、セミダブルサイズの布団(やマットレス)を敷けるフラットなスペースが現れます。
燃費

-

走行距離が1万キロを超えた段階での実績は、リットル当たり14キロ。軽油でもあり、お財布にやさしい印象です。
高速のクルージングでは14キロ台後半~15キロ前後が安定して出るのに対し、
スキーキャリアを積み、エアコンをつけて、雪道を走ることも多い冬場には、13キロ前後に落ちます。
価格

-

故障経験

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