マツダ車って同クラス排気量と比べるとパワーが少ない気がしますが、これは燃費に振っているからでしょうか？ あと欧州仕様より日本仕様はパワーが少ないようですが、なにか理由があるんでしょうか？

Answer 1

ディーゼルは完全にそうですね。

最新のCX-60に至っては、3.0Lオーバーのディーゼルで世界一非力なエンジンです。

これは狙っているのではなく、マツダディーゼルが低圧縮設計であるためです。
ディーゼルは
・低圧→煤:多い、窒素:少ない、出力:低い、燃費:高い
・高圧→煤:少ない、窒素:多い、出力:高い、燃費:低い
という特性があります。

世界中のディーゼルは、
『煤よりも窒素の方が尿素で無害化が簡単』
と考え高圧ディーゼルを選択しています。
マツダは、
『コスト高な尿素装置よりも煤フィルターの方が安上がり』
と考え低圧ディーゼルを選択しています。
(海外では目論見が外れ、マツダディーゼルの窒素量でも尿素装置を搭載しないと認可が降りません)

ガソリンエンジンに関しては、トヨタ、日産、ホンダがストロングハイブリッド技術で高燃費な車種を販売しているのに対して、
マイルドハイブリッドしか造れないマツダは、パワーを抑え燃費に振った設計にしないと商品力が弱くなる為です。

Answer 2

今のマツダ車のスペックは良く分からないのですが馬力より低速トルク重視なのでは？

欧州車など同排気量の日本車より馬力は低いのに実際に乗るとパワーが有ると感じるのは低速トルクが太い為。

最高出力を上げると低速トルクが痩せて低回転域でのトルクを太らせようとすると最高出力は落ちます。

Answer 3

エンジンが違うので同じ排気量だからと一概には比べられませんが、燃費に振っている可能性はあります。
まあだからといって他よりも燃費が凄い良いと言うわけでもありませんけど。

欧州とは燃料が違うのでその影響とか？
欧州仕様とエンジン出力は同じでも、圧縮比を変えてる車種もある様ですし。