マツダ CX-5 のみんなの質問

解決済み
回答数:
1
1
閲覧数:
1,194
0

こんばんは。

MAZDA CX5のバッテリー交換を
行いたいと思い、質問いたします。

MAZDA車のバッテリー交換は
ディーラーでやってもらわないといけないような感じですが、これは設定が全て飛んでしまうためという解釈であっていますか?
またバッテリーを交換する際に
エンジンをかけっぱなしの状態で
バッテリーを交換すれば何も問題なく
交換可能でしょうか?
どなたか詳しい方よろしくお願いいたします。

「みんなの質問」はYahoo!知恵袋の「自動車」カテゴリとデータを共有しています。

ベストアンサーに選ばれた回答

基本的に、バッテリー交換時にはエンジンをかけたまま行ってはいけません。
禁止事項です。
昭和の、エンジンにコンピューターが使われていない頃には整備士が行っていた方法で、バッテリーケーブルを外してエンジンが止まらなければ充電はOKとしていましたが、エンジンに多くのコンピューターが使われるようになって以降、厳禁です。
エンジンルーム内が密で、作業中に短絡して危ないのはもちろんですが、
バッテリーは電圧変動を吸収する負荷の役目を持っています。
バッテリーケーブルを切り離した瞬間に電気的無負荷状態になり、オルタネーターの発生電圧が20Vを超える場合があります。
そのために車両のコンピューターや電子装置がパンクし、エンジンがかからなく位なってしまう場合があります。
1~2年に一度は、そのような車が修理で入って来ています。

前置きが長くなりました。
マツダのCX-5のバッテリー交換ですが、年式・車種によって違う部分もあるのですが、
代表的な方法を書きます。

マツダのCX-5 の場合、バッテリーマイナス端子を切り離して、バッテリー交換をECUに認識させることが必要で、メモリーが消えないようにするメモリーバックアップなどを使ってはいけません。
手順としては、
1.バッテリー端子と電流センサーと切り離してバッテリー交換の認識作業
2.バッテリ状態初期設定(i-stop設定)作業
3.バッテリー交換後の各種初期化作業、設定作業
になります。

具値的には以下の要領です。
◇ バッテリ (−) ケーブル端子切離し時の作業
1.M-MDS(診断機)をダイアグノシス・コネクタ2に接続する。
2.エンジン・スイッチをONにする。
3.M-MDSのデータ・ロガー機能を使用して、「BATT_SOC」の値を確認する。
4.「BATT_SOC」の値を記録する。
「BATT_SOC」の値が75%未満の場合
バッテリの点検を行う。
「BATT_SOC」の値が75%以上の場合
次へ進む。
5.エンジン・スイッチをOFFにする。
6.電流センサのコネクタを切離す。

◇バッテリ交換後の作業
1.全てのドアを閉める。
2.エンジン・スイッチをON(エンジン停止)にする。
3.液晶ディスプレイに警告メッセージ等が表示されている場合、INFOスイッチの操作で画面消去してから次のステップに進む。
4.セレクタ・レバーをNレンジにする。
5.ブレーキ・ペダルを踏込んだ状態で以下の作業を行う。
1)5秒間以上アクセル・ペダルを踏込む。
2)液晶ディスプレイ内の警告メッセージ(マスタ警告灯)が点滅することを確認する。
3)アクセル・ペダル踏込み/開放を3回行う。
4)液晶ディスプレイ内の警告メッセージ(マスタ警告灯)が消灯することを確認する。
6.エンジン・スイッチをOFFにし、バッテリ (−) ケーブルを切離す。
7・バッテリ状態初期設定(i-stop設定)を行う。

◇バッテリ状態初期設定(i-stop設定)
1.PCMおよびバッテリ状態の事前確認
1)バッテリ(−)ケーブル切離し前に測定した数値(BATT_SOC)を確認する。BATT_SOCの値が75%以上の場合 次のステップへ進む。
BATT_SOCの確認忘れ、またはBATT_SOCの値が75%未満の場合
バッテリ点検を行う。
2)バッテリ(−)ケーブルを切離した状態で、5分間以上経過していることを確認する。
3)電流センサのコネクタを切離す。既に、電流センサのコネクタが切離されている場合は、次のステップへ進む。

2.バッテリ状態の確認・完了確認
1)バッテリ(−)ケーブルを接続し、10秒以上待つ。
2)電流センサのコネクタを接続する。
3)エンジン・スイッチをON (エンジン停止)にし、15秒以上(1分以内)待つ
4)i-stop表示灯(緑)、i-stop警告灯(橙)の点滅状態確認
• i-stop OFFスイッチを押し続け、i-stop表示灯(緑)またはi-stop警告灯(橙)が点滅状態になるのを確認する。(約10秒間)

3.ISC学習
1)ボンネットを閉じる。
2)エンジンを始動する。
3)電気負荷無しでエンジンを完全暖機する。

4.ステアリング舵角センサ初期設定
1)ステアリング・ホイールをロック トゥ ロックする。
2)エンジン・スイッチをOFFにする。

5.ISC学習の正否確認
1)以下の手順を25秒間以内に実施する。
① エンジン・スイッチをON (エンジン停止)にし、5秒以内にi-stop OFFスイッチを3秒間以上長押しする。(i-stop警告灯(橙)が点灯する)
②エンジンを始動する。
③ i-stop OFFスイッチを1回長押しする。
④i-stop警告灯(橙)の点灯から、i-stop表示灯(緑)の点滅に切替わることを確認する。
― 橙点灯が続く場合、手順に不備がある為、再度ステップ1(PCMおよびバッテリ状態の事前確認)から行う。
2)i-stop 表示灯 (緑) が消灯するまでアイドル状態 (電気負荷無し) で待つ。
3)i-stop 表示灯 (緑) が消灯後、エンジン・スイッチをOFFにする。

6.i-stop制御作動確認
1)エンジンを始動し、i-stop表示灯 (緑)が消灯していることを確認する。
2)以下の手順で、i-stop制御の作動確認を行う。
①車速4 km/h以上で走行し、i-stop表示灯 (緑) が点灯することを確認する。
②車両を停止させ、i-stop制御によるエンジン停止、および再始動が行われるか確認する。
3)エンジン・スイッチをOFFにする。

◇その他の設定
1.パワー・ウインド・システムの初期設定を行う
2.時計およびオーディオの設定を復元する
3.タイヤ空気圧警報システム(TPMS)を初期化する
1)車両を安全で水平な場所に置く。
2)タイヤが冷えている状態で、4輪のタイヤ空気圧を標準値に調整する。
3)エンジン・スイッチをON (エンジン停止、または回転中)にする。
4)タイヤ空気圧警報システム・セット・スイッチを長押しする。
4.サンルーフ・システムの初期化

以上です。
かなり面倒な作業です。
ちなみに、SOCが65%以下ではアイドルストップしませんので、新品のバッテリーでもSOCを測定し、不足していれば補充電してください。
M-MDS(診断機)は使わなくてもできますが、i-stopしなかった場合の原因究明が難しくなります。

質問者からのお礼コメント

2021.9.14 23:58

ありがとうございました。

その他の回答 (0件)

その他の回答はまだありません

「みんなの質問」はYahoo!知恵袋の
「自動車」カテゴリとデータを共有しています。
マツダ CX-5 新型・現行モデル

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

※ 掲載しているすべての情報について保証をいたしかねます。新車価格は発売時の価格のため、掲載価格と実際の価格が異なる場合があります。詳細は、メーカーまたは取扱販売店にてお問い合わせください。

ログイン

中古車探しをもっと便利に

  • 中古車お気に入り管理
  • おすすめ中古車の表示

マツダ CX-5のみんなの質問ランキング

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離